内容説明
土星の周回軌道を回る異星の巨大宇宙船ティーターンは、それ自身がひとつの完結した世界を形成していた。その世界を統べるガイアは、全知全能の神といってもよく、彼女に頼めばどんな不治の病もいやしてもらうことができる。いまもふたりの男女が彼女の力にすがるためにやってきた。ところがガイアは、ヒーローになって戻ってくれば願いをかなえてやってもいいよ、と宣言したのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノベツ
9
コロニーのような超巨大宇宙船の中を旅する幻想SF。ヴァーリィはこんなのも書くのか。ケンタウロス的生物ティターニアの造形がとにかく素晴らしい。良過ぎて本筋が頭に入ってこない（笑） 他の人の感想で知ったが、これはシリーズ２作めだそうな。１作め未読だがとくに不便なし。2023/10/01
ユキモリ
0
再読。2014/03/11
いちはじめ
0
「ティーターン」の続編。前作の70年後。ファンタジー的な要素がさらに増えた感じ。2000/05/26
