感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi（葵・橘）
39
「反地球シリーズ」第三巻。この巻からかなり厚くなり全472頁、ゴル用語辞典付きです。（この厚さで480円は驚きです。）神官王の秘密が明かされる今巻、謎解きに魅かれて一気読みでした。人間とは全く異なる生命形態を作り込んだノーマン氏に拍手です。瓜二つの人造奴隷のアル-カとバ-タが魅力的で、再登場を期待してしまいます。ヒロインが一話ごとに代わるのはバローズ作品では見られない趣向、今巻のヴィカも気の強い性格です。まあゴルの女性は強くなくては生きてゆけませんから！次巻へと繋ぐ謎も興味深く、続いて読みたいです。2021/10/14
みい⇔みさまる＠この世の悪であれ
2
☆×4.0…この巻からページ数がドーンと増えてきます。ですが、割と表現自体はねちっこくはないので幸いにも読み進めるのは苦ではないですが。そしてこの巻は本当にSFらしい作品です。何しろ神官王に関わる事実というのはとんでもないことだからです。(表紙を見れば明解)基本的に展開は一緒でやっぱりタールは女性に優しすぎて策にはまってしまいます。そのほかには人造人間の二人がいい味出していて面白かったです。2013/04/09
