感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
錯乱坊
2
その昔何度も読み直した作品です。タイトル通りの冒険SFです。宇宙船を作れる科学力のある宇宙人たちが妙に蛮族めいているのがご愛敬ですが、異国情緒豊かな背景の中物語はスピーディに進んでゆきます。それにしてもアナコはまるっきりねずみ男ですね。
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
☆×4.5…奇妙な風俗、種族が出てくる作品ではあるものの、「闇の左手」のような癖ありの文章ではありません。むしろ一人の男と、片手にはとびきりのかわいこちゃん(笑)がでてくる割とありがちなSFです。本当に彼は不運そのものでありました。ある種族に船は奪われるわ、そのために必然的に戦いに赴かねばならないわ。だけれどもなぜか彼は強いのです。しかもあの狡猾なブルー・チャッシュに敢然と立ち向かってしまいますし。なんというやる気!!これから彼とその仲間がどう活躍していくのやら…2012/06/25
KBS
0
タイトル通りの内容2012/05/24
eckhart88
0
B:古き良きこってこての異惑星もののSF。ただ異文化や異なる風習ルールで動いてる世界、種族を描くのが上手く、それがオーソドックスながらいま読んでもそれなり以上に楽しめる理由かもしれない。不時着とともに転々としていくストーリは盛りだくさん。あとキャラクター(とくに男性陣)が立っていて、生き生きとした掛け合いも面白い。マグナス・リドルフを見れば分かるようこの作者はちゃんとユーモア感覚のある人で、この作品にも時折息抜き的にゆったりとした場面がある。 2025/04/16