出版社内容情報
音楽と響きあう地球人類の運命は託された
巨大ロボット・アクションSF!
27世紀、人類は滅亡の危機に瀕していた。破壊の限りを尽くす謎の巨大人型ロボット・ヴァンガードにより、太陽系統合防衛軍はなすすべもなく壊滅。ついに地球に降り立ったヴァンガードを前にして、ジャズピアニストのガスはロックスターのアーデントと人生最後のジャムセッションを敢行する。するとその音楽が別のヴァンガードと響きあい、ガスはヴァンガードの搭乗者として取りこまれる。人類を救うための戦いがはじまる――
内容説明
西暦2657年、深宇宙から突如あらわれた巨大人型ロボット・先兵たちによる殺戮で、人類は滅亡の危機に瀕していた。ついに地球に来襲したヴァンガード二体を前に、ジャズピアニストのガスはロックスターのアーデントとともに人生最後のジャムセッションを敢行。するとその音楽が一体のヴァンガードと響きあい、ガスはその搭乗者となる。こうして人類を救う戦いがはじまった―!
著者等紹介
ホワイト,アレックス[ホワイト,アレックス] [White,Alex]
ミシシッピ州生まれのSF作家。オーディオ・フィクション・ポッドキャストThe Gearheartの作者・作曲家として知られるようになり、2016年に小説家として単著デビュー
金子浩[カネコヒロシ]
1958年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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そら
7
正直、カバーのイラストに惹かれ、即購入。 西暦2657年、深宇宙から突如あらわれた巨大人型ロボットによる殺戮で、人類は滅亡の危機に瀕していたが、ジャズピアニスト、ガスのメロディーが共鳴し合い、ガスはその搭乗者となり、人類を救う戦いが始まる。 音楽とロボットらとの共鳴で搭乗者か決まるのは面白かったけど、もう少しロボット同士の戦いのシーンが欲しかった。出版予定はないけど、3部作らしい。 ん〜 読む? 2025/05/18
イツキ
6
突然現れた巨大ロボットにより滅亡寸前の人類、そんな折に襲来したロボットのヴァンガードの近くでピアノを弾いていた主人公がヴァンガードと共鳴し反撃に…というストーリーで作者が日本のロボアニメに影響を受けていることもあってか展開や戦闘シーンなどはどこか馴染みのある印象です。ですがヴァンガードは音楽と共鳴することで搭乗者を選ぶ点であったり人類を襲撃する理由であったりはユニークで登場人物同士やヴァンガードとの関係性なども含めとても面白いです。3部作とのことでぜひ完結まで翻訳してほしいところです。2025/07/27