創元SF文庫
ラジウム怪盗団現わる!/小惑星要塞を粉砕せよ!―キャプテン・フューチャー全集〈10〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 433p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488637200
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

貴重なエネルギー源であるラジウムを奪い去る神出鬼没の怪盗団が太陽系を震撼させていた。事件解明のためキャプテンが潜入した船までが襲われ…(『ラジウム怪盗団現わる!』)。フューチャーメンが留守にしたあいだに本拠地である月が消滅!異次元空間で発見した月で待っていたのは仇敵ウル・クォルンだった(『小惑星要塞を粉砕せよ!』)。シリーズ長編の掉尾を飾る第10集。

著者等紹介

野田昌宏[ノダマサヒロ]
1933年福岡県生れ。学習院大学政治経済学部卒。『「科學小説」神髄』で第16回日本SF大賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんすけ

6
長編はこれが最終巻。う~ん、シリーズを通して読んでみてやっぱり勧善懲悪ものは、もう少し悪役を魅力的に書かないと面白さが半減しちゃうなと。アメリカ人ってマーベル作品とか見てても「ヒーローVS悪」の絶対的対決が好きだけど、日本人ってそうじゃないじゃん。正義と悪は対立要素じゃなくて視点の問題というか。誰かの正義が誰かの悪みたいな。そういうのを好む性質だからかシリーズ途中からはダレちゃったなと。そして原作者でもない人がいい悪役だったウル・クォルンとヌララを復活させてしまって、彼らが三下悪人になったのが残念だった。2025/01/09

りょうけん

4
<寂> とにかく良く出て来る言い回しは「太陽系随一」「太陽系で右に出るもの無し」。 そして、もう二度とこのような物語たちが書かれることはないだろう。懲りたもの。合掌!2019/06/17

まー

3
今の目でみるとストーリーは単純だけど、理屈抜きに楽しめる。このシリーズ読んでると、本当に太陽系の星々に住民がいそうな気がしてくる。月のチコクレーターにキャプテンたちの基地があって、今も太陽系のどこかをコメット号が飛んでるかも…なんて思いながら、夜空にかかる月を見上げる。私にとって、子供の頃の宇宙への憧れを思い出させてくれるシリーズ。2012/08/13

kuma-kichi

1
シリーズ長編最後の巻。いやー、ついて太陽までですか!2018/02/23

ほにょこ

1
★★★ 「小惑星要塞」のほうの作者はマンリー・ウェイド・ウェルマンという人らしい。 この巻はマンネリ気味というかあまりわくわくする内容ではなかったかな。 2015/03/28

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