内容説明
大学で文化人類学を教えるノーマンは、最愛の妻の部屋で奇妙な品々を見つけた。いずれも魔術の道具である。彼は妻を叱って、すべて捨てさせたのだが…。そのときから、順風満帆かと思われていた彼の教員生活は、一転して不運にさらされる。あの品々は、本当に彼の身を守ってくれていたのだろうか。鬼才作家ライバーが魔術を斬新な観点からとらえたモダン・クラシックの名作。
著者等紹介
大滝啓裕[オオタキケイスケ]
1952年、大阪市生まれ。翻訳家
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