創元SF文庫<br> 精霊を統べる者〈上〉

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創元SF文庫
精霊を統べる者〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488622114
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

19世紀後半、伝説の魔術師がジンの世界の扉を開き、世界は一変。魔法と科学の融合によりエジプトは大発展を遂げるが、魔術師はなぜか姿を消す。それから40年後、カイロに彼の名を名のる謎の男が現れ、彼を崇拝する人々を焼きつくした。エジプト魔術省の敏腕女性エージェント・ファトマは恋人シティらと捜査に乗り出す。ネビュラ賞など4冠に輝き『SFが読みたい!』ベストSF2024海外篇第1位となった、新鋭の第一長編!


【目次】

内容説明

19世紀後半、伝説の魔術師が精霊の世界の扉を開いた。魔法と科学の融合でエジプトは大発展するが、魔術師は姿を消す。それから40年後、カイロに彼の名を名のる謎の男が現れ、彼を崇拝する人々を焼きつくした。エジプト魔術省の女性特別調査官ファトマは、恋人の女性シティらと捜査に乗り出す。ネビュラ賞など4冠、『SFが読みたい!』ベスト SF2024海外篇第1位に輝いた傑作!

著者等紹介

クラーク,P.ジェリ[ラーク,P.ジェリ] [Clark,P.Dj`el´i]
1971年ニューヨーク生まれ。ヒューストンで育つが、幼少期を両親の出身地であるトリニダード・トバゴで過ごす。現在はコネチカット大学で歴史学の助教授を務めている。2020年のノヴェラRing Shoutでネビュラ賞、ローカス賞、英国幻想文学大賞を受賞。2021年の第一長編『精霊を統べる者』はネビュラ賞、ローカス賞、イグナイト賞、コンプトン・クルック賞の4冠に輝き、邦訳は『SFが読みたい!2025年版』(早川書房)のベストSF2024海外篇第1位に選ばれた

鍛治靖子[カジヤスコ]
東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たこのまくら

4
設定が大変好み。舞台がエジプトってのが堪らん。精霊世界との門が開かれた19世紀初頭。ようやく女性の参政権が認められ、活躍の舞台が広がってきたという時代。スーツを着て恋人に女性を選ぶ主人公(女性)はこの時代ではかなり先をゆく存在で、そういった側面も書きたかったのかな。エジプト、というかアラビア世界ではジンや天使がいるのであれば、日本だったら妖怪とか八百万の神が共存しているのかしらん。そんなことを考えると面白い。2026/06/07

オガT

4
この世界観に入り込むまではかなり時間がかかったが、話が進むにつれてキャラクターや魔法世界などにも理解が進み、面白くなってきた。さて下巻はどうなる?2026/05/22

たかあき

3
「お前等こういうの好きだろ」をごった煮にしたような海外小説。上巻の終わりではまだ盛り上がりきらない。文庫本で上下巻共に1,300円。買うのが本当に大変。月に何冊も読む人だと、値段だけで諦める事もあるのではないかという価格。そこに「洋書は高い」という印象が加わると「高い洋書」というだけで手に取られなくなるのではないかという恐れがある。感想は下巻読後に。2026/06/08

黒い森会長

2
2021年刊。ネビュラ賞、ローカス賞など受賞。1912年のエジプト。消えた魔術師アル=ジャーヒズを、名乗る男が、秘密結社のメンバーを惨殺。政府に対し反旗を翻す。対する主人公は、エージェント・ファトマとシティ。相棒のハディア。上巻のラストは、ファティマの所属する錬金術・魔術・超自然存在省がぶっ壊され、「世界の時計」の設計図が盗まれる。アラブ世界の単語・言葉が多く、逆に、そこさえ乗り越えればすごく面白いSF。さて、2年後の1914年、世界大戦が起こるのか。2026/05/01

sige

0
表紙が地味 ごみの散らばる茶色っぽい街並みにスチームパンクっぽいロボットや飛行船、ビルの向こうにピラミッド。と、日本人のイメージするエジプトの街並み。でも作品はもっとカラフル。 「ファティマはいつものように山高帽をはじいた。今日は鮮やかなバーガンディ色のスーツに、ブローケットのベストだ。襟元はクラブカラー、ローズブラッシュ色のピンストライプのシャツの上に、濃いオリーブ色のタイを銀球のついたピンでとめている。」p141-142 この後のダンスシーンあたりを表紙にしていれば3割くらい売上が増えたんじゃないかと2026/06/08

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