出版社内容情報
ここには怪異と幻想と悪魔の世界が
なまなましく息づいている。
ジョゼフ・ムニャイニのカラー口絵1葉と挿絵12葉を収録
新訳で贈る全19編
ポオの衣鉢(いはつ)をつぐ幻想文学の第一人者にしてSFの叙情詩人と謳(うた)われた名匠ブラッドベリ。本書は幻の第1短編集『闇のカーニヴァル』から15編を選び、新たに4つの作品を加えた珠玉の短編集である。その後のSF、ファンタジーを中心とした作品と異なり、ここには怪異と幻想と夢魔の世界がなまなましく息づいている。ジョゼフ・ムニャイニのカラー口絵1葉と挿絵12葉を収めた。序文=レイ・ブラッドベリ/訳者あとがき=中村融
■目次
「序文 どうせ死ぬなら、わが声が絶えたあと」
「こびと」
「つぎの番」
「アンリ・マチスのポーカー・チップの目」
「骨」
「壜(びん)」
「みずうみ」
「使者」
「熱気のうちで」
「小さな暗殺者」
「群集」
「びっくり箱」
「大鎌(おおがま)」
「アイナーおじさん」
「風」
「二階の下宿人」
「ある老女の話」
「下水道」
「集会」
「ダドリー・ストーンのふしぎな死」
内容説明
ポオの衣鉢をつぐ幻想文学の第一人者にしてSFの叙情詩人と謳われた名匠ブラッドベリ。本書は幻の第1短編集『闇のカーニヴァル』から15編を選び、新たに4つの作品を加えた珠玉の短編集である。その後のSF、ファンタジーを中心とした作品と異なり、ここには怪異と幻想と夢魔の世界がなまなましく息づいている。ジョゼフ・ムニャイニのカラー口絵1葉と挿絵12葉を収めた。
著者等紹介
ブラッドベリ,レイ[ブラッドベリ,レイ] [Bradbury,Ray]
1920年、アメリカのイリノイ州に生まれ、1934年にカリフォルニア州へ移住。少年時代からSFを耽読し、1941年にヘンリー・ハースとの共作「振子」で商業誌デビュー。その後、独特の流麗な文体により“SFの叙情詩人”と呼ばれるまでになる。また1956年にはジョン・ヒューストン監督映画『白鯨』の脚本を担当した。2004年、アメリカの芸術家にとって最大の栄誉であるナショナル・メダル・オブ・アーツを受賞。2012年没
中村融[ナカムラトオル]
1960年生まれ。中央大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まさ☆( ^ω^ )♬
なつみかん
ぼっくん