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創元SF文庫
イシャーの武器店 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488609153
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

20世紀のアメリカに突如出現した奇妙な店――「宇宙最高の武器」を売るというこの店に、特ダネを求めて新聞記者マカリスターが乗りこんだそのとき、不思議な武器店は忽然と姿を消す。そして気がつくと彼は7000年の未来にいた! そこでは地球を支配するイシャー帝国と、これに対立する地下組織〈武器店〉とのあいだで、地球の命運をかけた決戦が開始されたところだった。恐るべき戦いに巻き込まれたマカリスターは……ワイドスクリーン・バロックSFの古典的名作。

A・E・ヴァン・ヴォークト[A・E・ヴァン・ヴォークト]

沼沢洽治[ヌマサワコウジ]

内容説明

20世紀のアメリカに突如出現した奇妙な店―「宇宙最高の武器」を売るというこの店に、特ダネを求めて新聞記者マカリスターが乗りこんだとき、不思議な武器店は忽然と姿を消す。気がつくと彼は7000年の未来にいた。そこでは地球を支配するイシャー帝国と、これに対立する地下組織“武器店”とのあいだで、地球の命運をかけた一大決戦が開始されたところだった。歴史的名作。

著者等紹介

ヴォークト,A.E.ヴァン[ヴォークト,A.E.ヴァン] [Vogt,A.E.van]
1912年カナダ・マニトバ州生まれ。39年に短編「黒い破壊者」でデビュー(同作は後に改稿され、『宇宙船ビーグル号の冒険』の冒頭部となる)。一躍人気作家となり、P・K・ディックら後進に多大な影響を及ぼした。95年にアメリカSFファンタジー作家協会(SFWA)からグランド・マスター賞を贈られ、96年のワールドコンでは特別賞を授与された。2000年没。12年には生地カナダで、その名を冠したA・E・ヴァン・ヴォークト賞が創設された

沼沢洽治[ヌマサワコウジ]
1932年東京生まれ。東京大学文学部英文科卒。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Panzer Leader

58
本書は次作「武器製造業者」との2部作ながら、こちらの方が後から書かれた作品。エピソード・ゼロと考えれば良いと思われる。登場人物が次々と出てきて少しとっ散らかった印象。7000年後の世界を描いていて発想は突拍子ながら、1940-50年代に書かれているだけに人物のメンタリティーはそれほど突き抜けてはいない。まあ全体的な評価は次作を読んでから。2021/04/09

oldman獺祭魚翁

43
懐かしのヴォークト 今回別のサイトで「武器製造業者」の献本書評をする事になったので、どうせならと購入して一気読みしました。このSFの古典は半世紀以上前に書かれた物語ですが、やはり名作は今読んでも少しの輝きも失いません。地方都市の一角に突如現れた「宇宙最高の武器」を売るという店。新聞記者のマカリスターが乗り込むと店は忽然と姿を消します。彼がたどり着いたのは7千年後の未来。其処は地球を支配する帝国とこれに対立する地下組織<武器店>が地球の明暗を賭けた戦いを開始しようとしている世界だった。波乱万丈面白さピカ一!2017/01/08

かとめくん

19
帝国が内側に不満因子や腐敗を大量に抱え込み、不正義が行われると武器店側の裏の裁判所がこっそりと原状回復を行うというこの世界は、もうすでに終わっているようにしか見えないのだが。帝国側が強制的に取り締まろうとしても武器店から武器を買って持っていれば自衛力は警察力に勝るんだから。女王様は帝国を解体して引退しちゃったらどうでしょうか。歴史的名作であるとはいえ、今読むと突っ込みどころ満載なのも確かです。2020/05/29

JACK

14
☓ 1951年の小さな街に突然現れた建物。看板には「優良武器各種 武器を買う権利は自由になる権利」、「宇宙最高 各種エネルギー武器」と書かれている。警官が中に入ろうとしたがドアは開かない。しかし、新聞記者のマカリスターがドアに触れると彼は店の中に飲み込まれ、建物は現れた時と同じ様に突然消えてしまう…。7千年続くイシャー王朝と、独裁に抵抗する武器店の戦いに巻き込まれたマカリスターの運命を描く物語かと思いきや、物語は思わぬ展開へ。名作と言われるので期待値が上がりすぎたのか、正直全然楽しめませんでした。残念。2022/08/08

蛇の婿

14
この本は学生の頃に読了済みだったのですけれど、新訳を機に再読。初読の時にも一度放り出しかけた部分でやっぱり今回も引っ掛かり、読了にかなり時間がかかってしまいましたww そこさえ抜けるとあとは一気なんですけどね。どうしても一ヶ所私に合わない部分があるようです。解説のヴォークト推しにもちょっと笑ってしまいました。もうこの作品辺りは『古典SF』という位置づけの小説なので今の若い人たちがこの作品をどう捉えるか興味深いところではありますが、私からは一言。『面白いよ』と伝えたい。私は一ヶ所引っかかったけどさ!ww2018/04/11

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