出版社内容情報
非(ナル)A哲学の生んだ天才、太陽系戦争から地球と金星を救った英雄ゴッセンは、突然この戦争が途方もない規模の全宇宙的闘争の一部であり、どこかに巨大な棋士がいて、自分はこの壮大な戦いの一個の将棋の駒でしかないことに気づく。しかしふたたび訪れた地球と金星の危機に、ゴッセンは新たな超能力で厳然と立ち上がった。
内容説明
この宇宙で予備脳を持つ唯一の男、ギルバート・ゴッセンが予備脳の特殊能力で阻止した、地球と金星をねらう銀河系帝国の侵略。それは“大帝国”が“銀河系連盟”に宣戦布告するため画策したものだった。やがて銀河の覇権をかけた星間大戦が勃発し、太陽系に危機が迫る。乗りだしたゴッセンの前に、不思議な力を持つ謎の“予知人”―“影”が立ちはだかった。『非Aの世界』続編。
著者等紹介
ヴァン・ヴォークト,A.E.[ヴァンヴォークト,A.E.] [van Vogt,A.E.]
1912年カナダ・マニトバ州生まれ。39年に短編「黒い破壊者」でデビュー(同作は後に改稿され、『宇宙船ビーグル号の冒険』の冒頭部となる)。一躍人気作家となり、P・K・ディックら後進に多大な影響を及ぼした。95年にアメリカSFファンタジー作家協会(SFWA)からグランド・マスター賞を贈られ、96年のワールドコンでは特別賞を授与された。2000年没。12年には生地カナダで、その名を冠したA・E・ヴァン・ヴォークト賞が創設された
沼沢洽治[ヌマサワコウジ]
1932年東京生まれ。東京大学文学部英文科卒。2007年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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