創元SF文庫
終点:大宇宙!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488609092
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

廃墟の星を訪れた探査隊は大昔の生物を再生させたが、それは恐るべき存在だった(「怪物」)。地球には200年前から敵意ある異星人が人間に擬態して潜んでおり、ある夜9歳の男の子が捕らわれた(「音」)。セールスマンが行商の途上で出会った、不思議な品を売る女性と、その品を壊してゆく老人。それは想像を絶した世界への糸口だった(「捜索」)。SFの原初的想像力が横溢する全10作。著者あとがき=A・E・ヴァン・ヴォークト/訳者あとがき=沼沢洽治

目次
「はるかなりケンタウルス」
「怪物」
「休眠中」
「魔法の村」
「一罐のペンキ」
「防衛」
「支配者たち」
「親愛なるペンフレンド」
「音」
「捜索」

内容説明

廃墟の星を訪れた探査隊は大昔の生物を再生させたが、それは恐るべき存在だった(「怪物」)。地球には200年前から敵意ある異星人が人間に擬態して潜んでおり、ある夜9歳の男の子が捕らわれた(「音」)。セールスマンが行商の途上で出会った、不思議な品を売る女性と、その品を壊してゆく老人。それは想像を絶した世界への糸口だった(「捜索」)。SFの原初的想像力が構溢する全10作。

著者等紹介

ヴァン・ヴォークト,A.E.[ヴァンヴォークト,A.E.][Van Vogt,A.E.]
1912年、カナダに生まれる。両親はオランダ系移民。子供時代からSF雑誌“アメージング・ストーリーズ”を愛読し、20歳のころから告白小説、恋愛小説、ラジオ・ドラマを書いていたが、39年にSF雑誌“アスタウンディング・サイエンス・フィクション”に「黒い破壊者」が掲載され、SF作家としてのデビューを飾る。2000年歿

沼沢洽治[ヌマサワコウジ]
1932年東京生まれ。東京大学文学部英文学科卒。2007年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fondsaule

5
★★★★☆ 中学生の頃に読んだのだが、一灌のペンキの最後がどうなったのか思い出せなくて再読。2016/09/14

黒豆

2
昔読みましたが、面白かったという思い以外、全て忘れていました(^^;) 再度読んでやはり最高に面白いSFで、今読んでも古さを感じさせない物語ばかりでした。どれも好きですが、あげるなら「休眠中」、「音」あたりでしょうか。 2016/10/01

ニミッツクラス

2
再読ラストオーダーの3冊目。読んだのは73年の再版で訳者はこの時も沼沢氏。アスタウンディング・サイエンス・フィクション誌等に44-50年に掲載された10編を収録。ヴォークトの再読ラストに短編集はどうかと思ったが、本書の邦題の字面は思春期にあった自分の心をガッチリ捉えた。表題作はないけど、今読み直してみても、多作で面白いアシモフより更に読み易いかと。「はるかなりケンタウルス」(長編に「目的地アルファ・ケンタウリ」もある)は太陽から一番近い恒星への物語で、自分が死ぬまでには、と当時は思ったものだ。★★★★☆☆2013/01/08

aki

1
どういうわけか、ヴォークト作品で、この短編集に収録されている「怪物」が一番好きで、何度、読み返したかわからない。異星人の宇宙船が人類が滅びた後の地球にやってくる。彼らは生命再生装置を持っていて、骨をもとに人間を再生して、なぜ人類が滅びたかを明らかにしようとするが…という展開。宇宙人の種族は拡大思考で、行動力旺盛。全銀河に勢力を広げようとしている。宇宙人の、まだ若い文明と地球人の枯れた文明の比較が、なかなかおもしろい。最後は宇宙人の潔さに感情移入しちゃったよ。2019/03/12

omemegaro

1
どれも安定して面白い。「はるかなりケンタウルス」と「怪物」が特に好き。「支配者たち」はどことなくディックっぽい。「捜索」、40年代アンソロジーで既読だったのを途中で気づいた。訳は向こうのほうがよかったかな…。2018/09/09

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