創元推理文庫
銀の鷲獅子(シルヴァーグリフォン)〈上〉―魔法戦争〈第3部〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488577285
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

「ついに本物の任務だ!」英雄スカンドゥラノンの息子にして、〈銀鷲獅子団〉のタドリスは歓声をあげた。初めての監視なしの任務。ホワイトグリフォンから遠く離れた歩哨地で、三ヶ月の任務だ。タドリスと人間の相棒〈銀の刃〉は、心配する両親を尻目に大喜びで出発した。ちょっとした冒険行のはずだった。〈銀の刃〉と荷物を入れた籠を掴んで跳んでいたタドリスが、コントロールを失い墜落するまでは……。〈魔法戦争〉三部作完結。

内容説明

英雄スカンドゥラノンの息子にして、銀鷲獅子団のタドリスは歓声をあげた。故郷から遠く離れた前哨地で六カ月。初めての監視なしの任務だ。タドリスと人間の相棒“銀の刃”は、心配する両親を尻目に大喜びで出発した。ちょっとした冒険行のはずだった。“銀の刃”と荷物を入れた籠を装着して飛んでいたタドリスが、コントロールを失い墜落するまでは…。“魔法戦争”三部作完結。

著者等紹介

ラッキー,マーセデス[ラッキー,マーセデス] [Lackey,Mercedes R.]
1950年米シカゴ生まれ。1985年に“ダーコーヴァ年代記”シリーズのアンソロジーに採用された短編でデビュー

ディクスン,ラリー[ディクスン,ラリー] [Dixon,Larry]
1966年米生まれ。ファンタジー画家、作家。1992年マーセデス・ラッキーと結婚

細美遙子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部文学科卒業、英米文学翻訳家

佐藤美穂子[サトウミホコ]
大阪府出身。関西学院大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しまっち。

4
〈銀の刃〉とタドリスはお互い偉大な親を持つ者同士であり銀鷲獅子団のパートナーである。子供である彼らからの視点と、〈琥珀の竜〉とスカンドゥラノンの親の立場からの視点でそれぞれの悩みが描き出されている。でも主役はやっぱり元気いっぱいの子供たちだ。やっと親元を離れられる任務を受け期待に胸膨らませて任地へ赴くが、その途中予想もしないトラブルが起きる。しかしふたりで知恵を出し合い一夜一夜を過ごしていく様子は頼もしさが感じられる。さて、何が原因で魔法が消えてしまったのか?敵はいったい何なのか?2017/10/15

Miki Shimizu

2
子どもと親の葛藤?過保護な親、レジェンドになってる親と、その子どもの話。子どもが旅立つんだけど、、、。初めは世界観が思い出せなくて、なかなか苦労したけど、読み始めたら一気読み!いつか、はじめから通して読み直したいなー。2017/11/15

み~くま

1
前作では「ひな」として登場した子供たちが逞しく成長していて驚きました。前作での緊迫した状況から一変、ホワイトグリフォンの街は穏やかな日々を手に入れていました。それに、あの<琥珀の竜>やスカンがすっかり「過保護なパパ」になっていて、読みながらつい笑ってしまいました。このまま穏やかで平和なホワイトグリフォンの様子が描かれるのかと思っていたら、物語は急転直下!しかも、一番ハラハラする場面で上巻が終了!!この先どうなるのか気になって仕方がありません。このまま一気に下巻へ突入したいと思います(`・ω・´)ゞ2017/11/05

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