内容説明
なんとしても行方不明になっている一族の残りとの再会を果たさなければ…。救援要請に応えてやってきたのは、圧倒的な力と美貌を兼ね備えた“癒し”の“達人”。彼の存在は否が応でもエルスペスを魅きつけ、“暗き風”の嫉妬心をあおる。そんなとき、正体不明の攻撃が谷を襲った。混乱のさなか“達人”は驚くべき提案をする。“鷹の兄弟”一族の命運を賭けた計画は成功するのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masa
8
読了。三部作の真ん中。タルマ&ケスリー、そしてケロウィンも好きなキャラクタでしたが、今回のエルスペスと暗き風はどうもあまり好きじゃない。その他についてもどうにも感情移入できる登場人物がおらず、そこがいまいちのめり込めない理由かなぁ。ストーリは十二分に面白くて、最後、行こうと思います。2022/08/28
しるるん
6
魔法の内容とかちょっと抽象的な文章がやたらと多くて眠くなった・・・。 でも本編そのものは大きく動く巻なのでとても面白かったです2016/12/05
しまっち。
3
エルスペスと〈暗き風〉の心が通じたところで、〈炎の歌〉登場。でも彼の好意は〈暗き風〉へ・・・!ついそっち方面を楽しみにしてしまい気持ちが脱線してしまった。〈暗き風〉は魅力的だ。ストーリー展開としては、〈隼殺し〉がしぶといのは想定内として、後半わさわさ伝説の存在がでてきて何が何やら。もっと背景がわかっていないといまいち楽しめない気がする。こちらの続きも気になるが、他のシリーズも早く読みたくなる。2014/09/17
はち
2
近くの「鷹の兄弟」の別の一族に助けを求めた<暗き風>たち。それに応じてやってきた強大な力を持つ魔法使い<炎の歌>。死んだと思っていた宿敵モーンライズが生きていて、また谷を狙っていると判り、それに対抗することに。そんななかグリフォンたちが驚きの提案をします。絆の鳥たちやヘルタシ、ダイヘリなどの不思議な生き物たちが素敵です。2017/05/28
すけきよ
2
超絶美形の白ずくめの魔法使いと、猫耳の少女って狙いすぎだよ(笑)こういうのも嫌いじゃないんだけどさ。エルスペスも〈暗き風〉も、イマイチ主人公たちに魅力がないんだよなぁ。その分、鷲獅子と〈炎の歌〉が、いいキャラクター。ナイアラがちょっと惜しい感じ。エルスペスの師匠の師匠もちょっと登場。オイシイよなぁ。何歳? ケスリーも生きてんの?でも、今回最高だったのは、隼のヴリーの「ゴ、ゴメンナサイ~」のシーン。萌えました。2006/02/10
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