内容説明
魔法使いケスリーの孫娘、まだ14歳のケロウィンは、母亡きあとの館の切り盛りすべてを任されていた。本来なら「姫」でいられるはずの彼女は理不尽さに悩むばかり。しかし、宴席の事件を機にすべてが一変する。父が殺され、兄嫁がさらわれたのだ。負傷した兄にかわって花嫁を救出したのは妹のケロウィン。前代未聞の事態にだれもが困惑、少女は自立し傭兵として生きる道を選択する。
著者等紹介
山口緑[ヤマグチミドリ]
1958年京都生まれ。同志社大学大学院文学研究科英文学専攻修了
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