出版社内容情報
自らの宿命を悟ったルシタナは、ギルデア帝国の奥深くに隠された光の剣を求めて旅立つ。また、リーヴェイン王国の諜報員は、アトーリス王国の研究所に軟禁された〈氷河〉の開発者を救い、〈氷河〉を永遠に葬るべく動き出していた。預言は成就されるのか。世界は滅亡を免れることはできるのか。最果ての国で平和を祈り続けるリーヴたちの、そして、最前線で戦うハーシュたちの運命は? 人々の思いを乗せて、物語は圧巻の結末を迎える。
遠藤文子[エンドウフミコ]
著・文・その他
内容説明
自らの宿命を悟ったルシタナは、ギルデア帝国の奥深くに隠された光の剣を求めて旅立つ。また、リーヴェイン王国の諜報員は、アトーリス王国の研究所に軟禁された“氷河”の開発者を救い、“氷河”を永遠に葬るべく動き出していた。預言は成就されるのか?平和を祈り続けるリーヴたち、そして最前線で戦うハーシュたちの運命は。人びとの思いを乗せて、物語は圧巻の結末を迎える。
著者等紹介
遠藤文子[エンドウフミコ]
1960年岐阜県大垣市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、広告代理店勤務を経て、1989年に『ユリディケ時をこえた旅人たちの物語』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朧月夜
11
終わった 丁寧にゆっくりと語られる物語は人によっては途中で飽きてしまうかもしれないが 文章が綺麗で読みやすいのでここまでここまで読んできた が 犠牲が多すぎる そして最後まで私にはリーヴの物語の中での存在意義がよくわからなかった 素晴らしい世界観を持つ大河ドラマのような物語だが辛抱強い人じゃないと 読むのはつらいかもしれない2018/06/15
浮草
7
壮大なファンタジーだった。各地に広がる登場人物、エピソードを撚り合わせるように結末へ。若者の犠牲が大きい。そして見守る大人。こんなにも犠牲が多いのは珍しいとおもっていたら、先に書かれた話の前日譚だとのこと。児童書ですがそちらも予約しました。どこでもないけれど、どこでも起こりそうな人の手に負えない力への警戒感と小さな人の思いが世界を変える可能性を強く訴えかけるお話でした。展開が遅くてもイライラしない良書でした。2018/11/23
渡邊利道
3
すごく静かな印象の最終巻。もちろんクライマックスは壮大で美しイメージに溢れているが、それでも、ちょっと犠牲が大き過ぎて、それと達成がやはり小さすぎて悲しい気持ちになる。恋愛がどこかへってしまった感じもある。あとがきを読むと、このラストはある程度先に描かれた後日談(?)で決まっていたのだそうで、そうなのかーとは思った。わりとサクサク読んだので、もうちょっとじっくり読み直すべきかもしれない。2018/06/07
kei
0
☆☆☆☆2018/08/06
うさうさこ
0
最後がちょっと尻切れトンボの感じが否めないけど、まあいいか!2018/07/07