創元推理文庫<br> 九年目の魔法 (新装版)

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創元推理文庫
九年目の魔法 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488572150
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

九年前に出逢ったチェロ奏者の青年。
とても大事な人だったはずなのに
なぜか忘れてしまった……。
わたしの世界が書き換えられている?

『ハウルの動く城』原作者
英国ファンタジイの女王の不朽の名作

この本、こんな題名だった? 壁にかかっているのもんな写真じゃなかったはず。この九年間で本当にあったことと、今おぼえていることが違っている。ポーリィは、十歳のころの思い出をたぐり寄せた。近くの屋敷のお葬式で、リンさんと出会って、ずっと歳上の男の人なのに仲良くなって、それからとても恐ろしい何かが起こりはじめた……。『ハウルの動く城』の著者、英国ファンタジイの女王が少女の愛と成長と闘いを綴る、現代魔法譚。


【目次】

内容説明

この本、こんな題名だった?壁にかかっているのもこんな写真じゃなかったはず。この九年間にあったことと、今おぼえていることが違っている。十歳の頃近くの屋敷のお葬式でリンさんと出会って、ずっと歳上の男の人なのに仲良くなって、それからとても恐ろしい何かが起こり始めた。『ハウルの動く城』原作の著者、英国ファンタジイの女王が少女の愛と成長と闘いを綴る現代魔法譚。

著者等紹介

浅羽莢子[アサバサヤコ]
東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。2006年没

ジョーンズ,ダイアナ・ウィン[ジョーンズ,ダイアナウィン] [Jones,Diana Wynne]
1934年ロンドン生まれ。オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を開始。現代のイギリスを代表するファンタジイ作家として高い評価を受けている。代表作に、ガーディアン賞を受賞した『魔女と暮らせば』を含む〈大魔法使いクレストマンシー〉シリーズなどがある。2011年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しろねこちゃねこ

10
旧刊と読み比べた後は保存用に。改定とは違うから訳し方の変更はないかもね。廃版になって久しく再読を送り返してだいぶよれよれになっていたから新しい一冊が出るのは嬉しい。前作の表紙デザインも良かったけど今回はちょっとカジュアルになって若い読者には手に取りやすいかも・・・。表紙がポップになった分ダークな部分が薄まって不思議感が増してるかも(思い込み)2025/09/23

mabel

6
新装版、嬉しかった!DWJファンなのに、この作品は今までどうしても何故か読む気が起きなかったのですが、、今回、作品の方から手を差し伸べてもらえたというか、やっと読むべき時に読めたかな、と。そして読んでよかった!原題のFIRE AND HEMLOCK、ヘムロック=毒人参、花言葉は「命を懸ける」「死を惜しまない愛」。これは再読に値する本ですね。伏線拾いに行ってきます。創元推理さん、デイルマーク4部作も新装版出してくれないかな。。お願いします。2025/10/19

鳩羽

4
十歳の頃、祖母の家の近くにある屋敷で行われていたお葬式に紛れ込んでしまったポーリィ。そんなポーリィを連れ出してくれ、仲良くなったのがずっと年上の男の人リンさんだった。ポーリィは折に触れてリンさんと交流を続けるが、九年後、ポーリィはリンさんや彼に関係する出来事を忘れていたことを思い出し…。ぱっと分かりやすいファンタジーではないが、リンさんの美しい元妻や、その新しい夫の不可解な態度、ポーリィ自身の家族の機能不全など、いろんなことがいろんなことの鏡写しになっているよう。少女の理性的かつ感情豊かな内面が読ませる。2025/10/18

Roca

1
読もう読もうと思ってそのままになっていた作品を、新装版発売をきっかけに読了。これは文章よりも映像化向けの作品だなあ。すごく視覚的な物語だと思った。人の外見描写が重要で、キーアイテムもほとんどが絵や写真や小物だったり。一人称の文体ではないものの、始終ポーリィの視点で書かれているので、彼女と一緒に魔法にかけられ騙されているような煙に巻かれているような、腑に落ちない感覚で読み続けていた。一回読んだだけではたぶんまだ全然理解できてない。私には作中の魔法同様、手強い物語だった。2025/10/22

銀杏割り

1
いままでの九年間にあったことと、今おぼえていることが違う。記憶が二重にあることに気付いた19歳のポーリィは、何か恐ろしいことが起きていることを次第に思い出してゆく。 タム・リン、詩人トーマスのバラッドを下敷きにした極上のファンタジー。初読では随所に散りばめられた小ネタを拾いきれていないと思うので、また再読したいです。 思春期真っ只中の少女時代に感じていた、あの恥ずかしさや怒り、高揚感をこれでもかと思い出させてくれました。 2025/10/05

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