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創元推理文庫
エルフ皇帝の後継者〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488571023
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

母が政略結婚で嫁いできたゴブリンの王女であるがゆえに、父であるエルフ帝国皇帝にうとまれ、田舎に追いやられていた第四皇子マヤ。そんな彼のもとに、宮廷からの急使が訪れた。皇帝と異母兄皇子たちの乗った飛行船が墜落炎上、全員が帰らぬ人となったというのだ。権謀術数渦巻く宮廷で、若き皇帝となった孤立無援のマヤは、果たして生き残ることができるのか? 2015年ローカス賞ファンタジイ部門受賞に輝く、傑作ファンタジイ!

キャサリン・アディスン[キャサリン・アディスン]

和爾桃子[ワニモモコ]

内容説明

母がゴブリンの王女であったがゆえに、父であるエルフ帝国皇帝にうとまれ、田舎に追いやられていた第四皇子マヤ。そんな彼のもとに、宮廷の急使が訪れた。皇帝と異母兄皇子たちの乗った飛行船が墜落し、全員が帰らぬ人となったというのだ。権謀術数渦巻く宮廷で、若き皇帝となった孤立無援のマヤは、果たして生き残ることができるのか?ローカス賞受賞の、傑作ファンタジイ。

著者等紹介

アディスン,キャサリン[アディスン,キャサリン] [Addison,Katherine]
1974年、米テネシー州オークリッジ生まれ。2002年に短編Three Letters from the Queen of Elflandでギャラクティック・スペクトラム・アワードを受賞したファンタジイ&ホラー作家サラ・モネットの別名義

和爾桃子[ワニモモコ]
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

31
エルフとゴブリンとの政略結婚で生まれたみそっかすの王子が、皇族が全て死んだためにいきなり皇帝の座に!カタカナ名前が多くて読むのにえらく苦労した~。自信なげだが素直が取り得のマヤが周囲を味方につけていくすがすがしいファンタジー。悪役もわかりやすい。2016/07/27

瀧ながれ

26
政略結婚でエルフ皇帝に嫁いだゴブリン国の王女、といわれて悩んでしまいましたが、体格や肌の色がことなる異国民くらいの設定と理解しました。その二人の間に生まれたけど都から遠ざけられていたマヤ皇子が、皇帝や兄がまとめて事故死してしまったため、新たな皇帝に成り上がってしまった話。皇帝らしくあろうとするけれど、いろんなことに引け目を感じて、むしろ開き直って、わからないことは素直に尋ね、庶民にも素直に感謝を告げる姿に、味方が増えてくるのが嬉しい。わたしも新皇帝のファンです。どうかそのまま真っ直ぐ進んでください。2016/07/31

Yoko

11
カタカナと格闘しつつ上巻読了。固有名詞リストが巻末にドカーンとあります、と言えば賢明なガイブン読みには伝わるだろうか…。ひとことで言えば想像してたより平和です。や、でも下巻では黙ってないだろうと思われる者が何人かいるので、ドキドキと期待で下巻へ参ります。2016/07/07

arianrhod

6
ゴブリンとエルフを想像すると確立された既存のゲームルールから逸脱しているので妙な感覚にとらわれますが、ゴブリンとエルフというファンタジーに落とし込んだ異民族国家の戦争と政治だと歴史におきかえると地図が浮かんだりします。急に案内が来たハリーポッター、棚ぼたのアルスラーン王子、急に現れた人に許すとうっかり言ったばっかりに異世界の王に決定しどうやって政治をしてよいか悩む陽子の姿などを思い浮かべつつ、帝王学も政治も習得せずよくやってる案外有能な少年とよき参謀達だと思いながら読みました。この後も一波乱ありそうですね2019/09/04

アプネア

6
異民族との政略結婚の末に生まれた主人公(ゴブリンとのハーフ)は父であるエルフ皇帝に疎まれ地方で冷遇を受けていた。そんな彼に急報が届く。父と皇太子達の乗った飛行船が事故で墜落し、全員が息を引き取ったとのこと。皇位継承第4位である彼は棚ぼたのようにエルフ皇帝となり権謀術数渦巻く宮殿へと赴く。エルフやゴブリンが登場しますが伝統的なそのイメージとは少し違っていて、平たく言えば、エルフが白人で、ゴブリンが有色人種みたいな物と理解してOKかと。派手な展開はなく淡々と物語は進行しますが不満分子もちらほら出てきて、下巻へ2016/09/19

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