出版社内容情報
ダウンワールダーの子どもが襲われ、血を抜かれる奇怪な事件が続発。援助を求めて妖精の女王の宮廷を訪れたジェイスたちだったが。いよいよ目が離せない人気シリーズ第2弾。
内容説明
ダウンワールダーの子どもが襲われ、血を抜かれる事件が続発。もともと仲の悪かった吸血鬼と人狼は互いを疑い一触即発の状態に。シャドウハンターとダウンワールダーのあいだにも、不穏な空気がたちこめはじめる。背後にいるのは、妖魔をあやつるヴァレンタインか。ジェイスらは援助を求めて妖精の女王の宮殿を訪れる。見返りに女王が要求したものとは…。人気シリーズ第二弾。
著者等紹介
杉本詠美[スギモトエミ]
広島大学文学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こめっこ
11
ジェイスの境遇が不憫すぎような。最後には報われるといいんだけど。世界が広がり、怒濤のような展開。寝不足になりました。表紙、サイモンですか!2013/09/09
たまえ
7
ジェイス受難の巻って感じが続いてますが、サイモンも大変すぎる。いや、むしろサイモンの方が…。ヴァレンタインの悪役っぷりも容赦がないし、先が気になってグイグイ読んでしまう。気になる三角関係はジェイス有利かと思いきや、サイモンにもチャンスが? 次の上下巻ではっきりするのかなぁ…。【図】2014/10/05
きのこ
6
『サイモンは今でもサイモンよ』(p.209)2019/07/30
punto
6
やっぱり二人は兄弟なんでしょうか?またしてもいいところで終わるなぁ。続きが気になってしまうじゃないかーー。そして、サイモン、結構もう無理そう(泣)。さすがにリベンジはなさそうだから、つまりはジェイスってことだよね?今回ジェイスが大変だったので、前よりは好きになったけど、個人的にはサイモンとかルークのようなちょっと地味目(汗)の人々の幸せを祈ってます。2014/01/16
nirokuya
6
表紙にサイモンがまさかの単独採用ww 確かに今回一番の受難者ではあるか。ホントに踏んだり蹴ったりだと思う。主役の面目躍如な活躍を見せたのはクラリー。シャドウハンターとして珍しくも強力な能力に目覚め、ジェイスと共に前半の鬱々とした空気を吹き飛ばすアクション展開。上巻でも少々不憫だったマグナスが下巻でも報われてるんだか報われてないんだかな尽くし振り(涙)次回、三部作最終巻が待ち遠しい。2012/01/02