出版社内容情報
おとっつぁん、会いたかった?
双子の愛娘の目の前で
久蔵に飛びつくひとりの少女。
なにやら訳ありらしい久蔵の態度に
大騒動の予感が……
〈妖怪の子預かります〉シリーズ第2部
大人気、お江戸妖怪ファンタジイ第4弾
「おとっつあん! 会いたかった!」おまきと名乗る少女は久蔵に飛びついてそう叫んだ。目に入れても痛くない双子の愛娘の目の前での出来事に呆然とする久蔵。だがよくよく話を聞いてみると、母親はかつて一緒に暮らしたことがある芸者。いろいろ事情はありつつも、まったく身に覚えがないわけでもない。とはいえ娘として迎え入れることはできないと、いったんはおまきを返したが……。久蔵の隠し子騒動に端を発した事態は、千吉や玉雪、果ては大妖たちまで巻きこむ大事に発展する。好調、お江戸妖怪ファンタジイ〈妖怪の子、育てます〉第4弾!
内容説明
「おとっつぁん!会いたかった!」おまきと名乗る少女は双子の愛娘の目の前で久蔵に飛びついてそう叫んだ。話を聞いてみると、母親はかつて一緒に暮らしたことがある芸者。とはいえ娘として迎え入れることはできないと言ったところ、おまきは泣きわめきながら駆け去って…。この騒動に端を発した事態は、大妖たちまで巻きこむ大事に発展する。お江戸妖怪ファンタジイ第4弾!
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞を受賞し2006年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
58
今回は不穏な巻だったな。久蔵の家に入り込もうとしたむすめ。それには黒幕がいるみたい。双子は助かったけど、そのせいで妖怪も人も死んだ。妖怪を利用しようとしている黒幕は誰なの?最後の十郎の行動もめちゃめちゃ気になる。誰かに操られているの?大妖たちは力なき妖怪を守れるのかな。次巻が待ち遠しい。2024/06/27
Nyah
41
なんと久蔵に隠し子疑惑。久蔵の娘と主張するおまきが、久蔵と初音の家に現れた。初音は天音と銀音を連れ実家に帰り、久蔵は弥助と千吉の家に転がり込んだ。千吉が病気になって兄に構われたいとの願い、黒守と椒御前の養女となったまひる。隠し子騒動は、妖を操る黒幕の存在を現し、大妖四人の力を合わせた結晶と十郎の行方は? 何だか事件の匂いがしてきましたよー。弥助は、もてますね。2024/09/21
ぽろん
34
久しぶりの妖怪の子シリーズ。久蔵、いい奴だなあと隠し子騒動の余韻に浸っていたら、ラストが、え〜!どういう事?!何とも不穏。早く次巻読みたいです!2024/08/29
み
20
久蔵さんの株が急上昇ですよ(^_-)-☆そして不穏な終わり方、早く次作を読ませてください。2024/10/28
まさ公
8
久蔵はよくやったけど、不穏な空気。十郎ったら何してるの。千吉の能力開花しちゃうのかな。2024/07/13
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