出版社内容情報
妖怪に花見に誘われた弥助と千弥。ふたりの後をこっそり尾けていた久蔵は……「春の巻」。屋敷に閉じ込めたせいでふてくされた甥、津弓をなぐさめようとした月夜公だったが……「夏の巻」。玉雪が立派な栗山をもっている理由は? 「秋の巻」。千弥と月夜公の過去の因縁の物語「冬の巻」。〈妖怪オリジナル・キャラクター〉募集で選出された妖怪が登場する短編も収録。弥助と妖怪たちの心温まる交流を描く、人気シリーズ第3弾。
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
内容説明
妖怪に花見に誘われた弥助と千弥。こっそりあとをつけた久蔵は…「春の巻」。屋敷に閉じ込めているせいで、ふてくされる甥の津弓をなぐさめようとした月夜公だったが…「夏の巻」。玉雪が栗山をもっている理由は?「秋の巻」。千弥と月夜公の過去の因縁の物語「冬の巻」。一般公募で選出された妖怪が登場する短編も収録。弥助と妖怪たちの心温まる交流を描く、人気シリーズ第三弾。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞を受賞して2006年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はにこ
83
初音は誰に恋をして大人になるのかと思っていたらそこかー!!これから二人は結ばれるのかな、楽しみ。津弓と梅吉の弥助争奪戦、可愛かったー。玉雪の栗林、玉雪の心の言葉が届いていると良いね。千夜と月夜公の昔の話。2人とも実は友達想いなんだね、また素直に向き合える日が来たらよいのに。忘と覚の話、大事な千夜との思い出が戻ってきて良かった。どの話も面白かった!2020/09/10
ひさか
77
2016年12月創元推理文庫刊。書下ろし。シリーズ3作め。5篇の連作短編。春夏秋冬の4篇いずれも、やさしい気持ちになるお話で、とても良かったです。最後の1篇は、千弥と月夜公の秘密が解き明かされるお話で、圧巻です。お話の余韻が長く残ります。2017/02/28
ぽのぽの
59
シリーズ第3弾。ますます面白くなってきた。春夏秋冬、それぞれの景色が美しい。雅な妖怪たちの麗しい姿にもうっとりする。ここまで、いろんな妖怪と人間との交流が描かれてきたけど、この3巻ほど〝愛〟を感じた巻はない。深いよ、愛が…。時にほほ笑ましくもあり、時には恐ろしくもあり。特に月夜公と千弥の過去には、何ともいえないもどかしい想いを感じた。ふたりとも、素直じゃないね。(笑)著者のあとがきで、4巻にイタチの新キャラ登場、5巻で嫁取りとの予告。嫁取り!?誰の?まさか…。2025/11/05
すがはら
56
玉雪の思い出話に出てきた男の子が印象的。あんな境遇でも優しい強い子だったんだね。千弥と月夜公の因縁話は少々…。幼い妄執から抜け出せない弟と「私が悪いの!」と逃げている悲劇に浸った姉に呆然となってしまいます。月夜公は親友の払った犠牲に気付いた風であったのに、津弓への接し方を見るに姉のことで己を反省したと思えないし。それでも白嵐が後悔していないなら、それで良しということか。最後の短編、忘にとられた記憶が戻って良かった。他の人達の思い出も返してあげて。2018/02/24
いぼいのしし
46
春夏秋冬+1どれもおもしろかった。千弥と月夜公の過去の話を読んだら、二人のやり取りが違った印象になった。2021/11/16




