創元推理文庫<br> 街角の書店―18の奇妙な物語

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創元推理文庫
街角の書店―18の奇妙な物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488555047
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

江戸川乱歩の造語である〈奇妙な味〉は、ミステリにもSFにも怪奇小説にも分類不能の、異様な読後感を残す小説を指す。本書には、翻訳アンソロジーの名手が精選した作品──異色作家の埋もれた名作、スタインベックら大家によるユーモア譚、SF界の鬼才の本邦初訳作など18篇を収めた。ひねりの利いたアイデアストーリーから一風変わった幻想譚まで、多彩な味をご賞味あれ。編者あとがき=中村融

ジョン・アンソニー・ウェスト「肥満翼賛クラブ」
イーヴリン・ウォー「ディケンズを愛した男」
シャーリイ・ジャクスン「お告げ」
ジャック・ヴァンス「アルフレッドの方舟」
ハーヴィー・ジェイコブズ「おもちゃ」
ミルドレッド・クリンガーマン「赤い心臓と青い薔薇」
ロナルド・ダンカン「姉の夫」
ケイト・ウィルヘルム「遭遇」
カート・クラーク「ナックルズ」
テリー・カー「試金石」
チャド・オリヴァー「お隣の男の子」
フレドリック・ブラウン「古屋敷」
ジョン・スタインベック「M街七番地の出来事」
ロジャー・ゼラズニイ「ボルジアの手」
フリッツ・ライバー「アダムズ氏の邪悪の園」
ハリー・ハリスン「大瀑布」
ブリット・シュヴァイツァー「旅の途中で」
ネルスン・ボンド「街角の書店」

内容説明

江戸川乱歩の造語である“奇妙な味”は、ミステリにもSFにも怪奇小説にも分類不能の、異様な読後感を残す小説を指す。本書には、翻訳アンソロジーの名手が精選した作品―異色作家の埋もれた名作、スタインベックら大家によるユーモア譚、SF界の鬼才の本邦初訳作など18篇を収めた。ひねりの利いたアイデアストーリーから一風変わった幻想譚まで、多彩な味をご賞味あれ。

著者等紹介

中村融[ナカムラトオル]
1960年生まれ。中央大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

152
奇妙な物語の中でも、希少なものが多く、本邦初訳7篇に加え、雑誌やアンソロジーに一度載ったきりの9篇、定番だが入手困難な2篇と存分に楽しませて頂きました。個人的には、ドナルド・E・ウエストレイクの別名義によるビザールなクリスマス・ストーリー「ナックルズ」!ネタバレになるので詳細は書きませんが、あのジョージ・R・R・マーティンが「頭をひっぱたかれた気がして『なんで自分で思いつかなかったんだ?』と叫ばずにいられなくなるようなアイデア」と評してるらしい。(つづく↓)2018/05/09

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

133
カテゴリーに分類するのが難しい物語がある。明確な意志を持ってジャンル小説を描く作家がいる一方、ジャンルを超えた独自の世界を描く作家も存在する。江戸川乱歩はそんな物語を『奇妙な味』と呼んだ。18篇の奇妙な味の海外小説を収録したアンソロジー。SF界で知られた作家からスタインベックのような大家までを集めた『異色作』の玉手箱。選者は「ブラックユーモアの効いた作品を意識的に選んだ」という。ハッピーでユーモラスな『お告げ』、ほろ苦い『試金石』、風刺の効いた『アダムズ氏の邪悪の園』、小説家の苦悩が漂う表題作が良かった。2016/04/22

まふ

125
英米の「奇妙な味」のする短編小説18篇のアンソロジー。気になっていたイヴリン・ウォー「ディケンズを愛した男」は長編「一握の塵」でほぼそっくり用いられたプロットと同じで大いに納得。ディケンズ好きのアマゾン・ジャングルの主に「語り手」として重宝がられつつも幽閉されるハナシ。その他宮沢賢治「注文の多い料理店」を想い出させる「肥満翼賛俱楽部」、存在しない書店の存在しない小説群のネルスン・ボンド「街角の書店」、チュウインガムが勝手に動き出すスタインベック「M街7番地の出来事」など、奇妙なハナシがテンコ盛りで⇒2024/06/03

KAZOO

119
アメリカのSF関連の作家を中心とした短篇18のアンソロジーです。奇妙な味わいのある作品ということで、手練れの中村融さんが選んだり訳されたりしています。フレドリック・ブラウンやジョン・スタインベックなども収められていて読んでいて楽しくなります。私は表題作と「お告げ」という作品が印象に残りました。それにしても翻訳の文庫は高くなってますね。この本はそれだけの見合いがある本ですが。2015/06/02

sin

91
編者には申し訳ないが表題の作品が最後にあるだけであとの並びがどうであろうと引き締まる気がするがどうだろう?編者の収録したかった核となる3つの作品はなるほどと理解できるが、色褪せてはいないものの時代臭さを感じさせる作品が多い。その中にあってゼラズニイの初訳は思いがけない拾いもの!残念なことにライバーの作品は詰め込みすぎ、語りすぎで周りから浮いた感じは否めない。2016/04/26

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