内容説明
ニータの妹デリーンは『スター・ヴォーズ』に夢中な11歳。頭が良くて生意気なチビスケだ。姉が魔法使いだと知り、魔法に興味をもったとしても不思議はない。お姉ちゃんがなれるなら、あたしだって。こうしてデリーンは魔法の指南書のパソコン片手に、星の彼方へ飛び出した。姉とその親友も巻きこんだ、新米魔法使いデリーンの“最初の試練”の顛末は?本邦初訳、シリーズ第3弾。
著者等紹介
田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる@夏の霜
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ニータとキットが好きなので、妹が主人公だとあらすじを読んでちょっとがっくり。 でも読んでみると中身はSFチックで、魔法の書ならぬ、魔法のプログラムを駆使し、異なる銀河まで飛んで大活躍で楽しめました。でも、やはり好きなのはニートとキット。二人が駆けつけてきた時は、真打ち登場!と思いました。
S錠
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ちらっと見たレビューよりは遙かに面白かった一冊。妹のほうが主人公よりずっとパワフルで話のメインになるのですが、ナルニア国物語ではカスピアン王子の角笛が大好きという私からしてみれば立ち位置はこれでいいのだともおもいます。だって妹のほうが姉よりずっと賢くて要領がいいけど姉は無意識に妹を守っていてそれが無くなったときに姉のことを自覚させられるって、そういうの大好き!2011/01/25
あずま
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作者が趣味に走っているのがよくわかる(笑)。SFの部分については、天文学の知識に乏しいので、ちょっとわかりにくいところはあったけど、魔法使いが神の立場に立った際の思考分岐などは興味深かった。2009/12/09
ASKA
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ファンタジーというよりはSF?主人公たちはあまり魅力的ではないし、魔法使い達が目指す世界も魅力的ではないのだけど、端末たちがかわいかった!「孤高なるもの」は何人居るんだろう…2009/10/23
いちみ
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およそ”魔法”からはほど遠いかに見えるユニークな素材を見事に魔法として構築する世界観。 そして、何よりストーリィそのものの魅力。 作品としては間違いなく傑作だと思うのだけど、、、どうしてか、個人的には、シリーズを重ねるにつれて、作品に共感しづらくなってきている。 、、、これはまぁ、作者との相性の問題でしょうな。2009/10/13
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