内容説明
正式な魔法使いになったニータとキット。休暇中に海辺で傷ついたクジラの魔法使いの命を救ったふたりは、それがきっかけで「孤高なる者」を海底に封印し、海に平和を取りもどすための儀式に参加することになる。軽い気持ちでニータが引き受けた、封印の儀式での代役。だが、とんでもない事態に足を踏み入れていたことが判明する。若き魔法使いの試練と成長を描くシリーズ第2弾。
著者等紹介
田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kogiku
1
うん、まあ、スシは好きだけどそれがどこの国の料理かは考えたくないのね、とは思った。2009/06/23
いちみ
1
独創的な設定が新鮮だった前作に比べると、、、「歌うクジラ」体験ツアーみたいな本作の世界観は、オリジナリティの点でちょっと弱いかも。 しかし、ヒロイン・ニータの子供らしい苦悩と、その後の決断に伴う精神的な成長っぷりは、さすが正統派ジュヴナイル・ファンタジィって感じ。 シリーズはどんどん続くらしく、先の展開が楽しみだ。2009/03/17
BECHA☆
0
正式な魔法使いになったニータとキット。 避暑に出かけた海辺でクジラのスリィと出遭ったことから海の平和を取り戻す儀式に参加することに。 でも、魔法使いになったことは両親にも妹にも内緒で、海の民の求めに応じるには難問の山。 気軽に頷いてしまった儀式にもよくよく魔法書を読んでみるととんでもない条件が!? 二人はどうやってこの危機を乗り越えるのか。2009/10/11
matsu0310
0
☆☆2016/03/21
じゃすみん
0
親に隠れて何をしているか勘ぐられるのは納得でしたが、前作みたいに時間を買えなかったの? 変身前後に裸なことの扱いも、大人の関係を疑われてるのに岩陰に裸でいたら大問題だろうwとか、親が待つ砂浜まで裸で?とか、おおらかな本人たちより私が気になりすぎて困りました(><) 妹の参戦や親への魔法告白も、今回は楽しめましたけど次以降を考えたら隠すドキドキ放棄ですよね。 自分がこういう物語のターゲットから完全に外れちゃったんだなと思い知りながらの読了〜。2012/12/17