内容説明
いじめっ子に追われたニータは、逃げ込んだ図書館で一冊の本『魔法使いになるには』を発見、夢中で読み進むうち、半信半疑で魔法使いとしての“誓約”を立ててしまう。同じく魔法を修業中の少年と出会い、いじめっ子に奪われたペンを協力して取りもどそうとするが、思わぬ事態が続発し、世界の命運を左右する冒険に飛び込む羽目に。若き魔法使いの成長を描く、傑作シリーズ開幕。
著者等紹介
田村美佐子[タムラミサコ]
1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こもた
3
感想:解説にあるハリーポッターみたいな本。が一番適しているような気がする。ただこちらの方は訳におかしなところもなく、児童書特有の字体を買えて強調することもないので大人も読めるファンタジーとしておすすめ。最近気づいたけど、こういう冒険、友情、困難、勝利!みたいなのがやっぱり好きです2015/01/16
円舞曲
2
後味も爽やかで面白かった。怒りと孤独の堂堂巡りを打ち壊す力とは?2009/01/15
BECHA☆
1
いじめられっ子のニータが図書館で出遭った本は本物の魔法使いになる為の入門書!?なにげに誓約してしまったら翌朝から世界は一変。「全ては偶然ではなく必然」(Holicxxxみたい)によりなるべくして魔術師見習いになったニータですがどうも運命は彼女にとても大きな使命を期待していたらしく。。。 帯の惹句が「<ハリー・ポッター>の次に読む本」なのですが、冒頭は<はてしない物語>を、世界観はダイアナ・ウィン・ジョーンズの<大魔法使いクレストマンシー>シリーズを思い出しました。 2009/03/01
ぼの
1
聞いたような話ばかり。2014/07/09
じゃすみん
1
可愛らしいジュヴナイル・ファンタジー。 読書に向けられる情熱と集中力が『魔法使いの素養』につながるだなんて、『本好き』としてはワクワクしますね。そして資格ある者にしか見えない入門書を手にして、主人公たちは魔法使いとして目覚めていくのでした! ガンバレー 自分ならどの分野の魔法使いかな、とか思えるのもいいです。 しかしイジメ部分は微妙。魔法使いになったらイジメなくなったよって、イジメられッ子読者はスッキリ出来るのかな。そんなスゴイ成長がなきゃダメって絶望的じゃないの? ”自分の態度が変わったら2012/12/10