創元推理文庫<br> 夜の写本師

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創元推理文庫
夜の写本師

  • 乾石 智子【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 東京創元社(2014/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488525026
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

狙うは呪われた大魔道師。魔法ならざる魔法を操る〈夜の写本師〉。日本ファンタジーの歴史を塗り替え、読書界にセンセーションを巻き起こした著者のデビュー作待望の文庫化。

内容説明

右手に月石、左手に黒曜石、口のなかに真珠。三つの品をもって生まれてきたカリュドウ。呪われた大魔道師アンジストに目の前で育ての親を殺されたことで、彼の人生は一変する。宿敵を滅ぼすべく、カリュドウは魔法ならざる魔法を操る“夜の写本師”の修業をつむが…。日本ファンタジーの歴史を塗り替え、読書界にセンセーションをまき起こした著者のデビュー作、待望の文庫化。

著者等紹介

乾石智子[イヌイシトモコ]
山形県生まれ、山形大学卒業。1999年教育総研ファンタジー大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

564
作者の長編デビュー作。相当な準備と構想の末に上梓されたのだろう。時間も空間も独自に構築されたハイ・ファンタジー。1000年に及ぶ時間軸と壮大ともいえる魔法空間の中で、大魔道師アンジストとの対決を期するカリュドウ。写本師という着想がなによりも本書に深みと奥行きとを与えているだろう。そしてそのことは、作品全体に漂う中世的なムードの醸成にも寄与している。すなわち、中世の僧院から直ちに連想されるウンベルト・エーコの『薔薇の名前』を読者は想起するからである。あえて欠点を言えば、会話文が時に通俗的に過ぎることか。2018/02/09

KAZOO

116
日本人でもこのようなファンタジー小説を書ける人がいたとは驚きでした。登場人物もカタカナ名で読んでいて海外のこの分野の小説を読んでいる気がしました。グイン・サーガとは物語の構成や雰囲気などは異なるのですが若干似ている気がしました。それにしてもこのような呪術などをよく考えると感心します。時間」があればこの作者のほかの作品も読んでみたい気がしました。2015/04/14

眠る山猫屋

115
感嘆! 素晴らしい物語に酔えた。噂通りのクオリティの高さ、この作者さん、幾つなんだろう。物語の振り幅は千年に渡り、世界観はその時間すら呑んで構築されている。登場人物たちも生き生きとしていて、なんというか、全てに置いて完成度の高さが素晴らしい。解説にもあるように、部分部分は全て斬新という訳ではない気もするが、タニス・リーのように本歌取りされていて、更なる高みに達しているようだ。個人的にはケルシュをはじめとする主人公周辺の登場人物の優しさに癒された。もっともっと読み続けていたい、そう願わされる物語。2015/03/09

優希

104
右手に月石、左手に黒曜石、口の中に真珠という3石を持って生まれたカリュドウ。これだけでかなりワクワクさせられました。魔法ならざる魔法を使う「夜の写本師」となるのが興味深かったですね。自分の運命をどう切り開いていくか、両親を殺した大魔導師アンジストとどう戦いを繰り広げて行くかがとても興味深かったです。業と闇が淡々と語られる世界は重厚感がありました。魔法や風景の比喩が分かりやすく、読み終わってからも暫く余韻が残る感じです。読みやすく、馴染みやすい和製ファンタジーでした。世界がとても美しいものを感じました。2014/12/15

KAN

93
設定と世界観が興味深い。魔導師と写本師。ラストはなるほどなーと、完全に腹落ち、なぜカリュドウなのか。とても悲しい話しです。一度は読んでもいいのでは、と思えるファンタジーです。2016/05/02

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