出版社内容情報
代々続く名家出身の落ちこぼれネクロマンサーと、死から目覚めたもと殺し屋の美女が裏社会を相手に手探りで戦いを挑む。魔法と闇社会が支配する妖しい異世界ファンタジー。
内容説明
代々続く名家出身のネクロマンサーのワードは、死せる美女を前に震えていた。なんとしても彼女を目ざめさせなければならない。術は成功した。だが目ざめた美女は「自分は殺された」と言い張り、ワードに助けを求めてきたのだ。かくして落ちこぼれネクロマンサーと、もと殺し屋の死せる美女は、裏社会を相手に戦いを挑むことに。魔法と闇社会が支配する異世界ファンタジー開幕。
著者等紹介
カード,メラニー[カード,メラニー] [Card,Melanie]
『落ちこぼれネクロマンサーと死せる美女』がデビュー作。執筆していない時は地元の劇団で活動している
圷香織[アクツカオリ]
上智大学国文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
36
今はまだ大丈夫なのだろうか?この状態を忘れてしまえるほど面白い物語?それともネクロマンサーという内容に“フランケンウィニー”を重ね合わせて少しは心が落ち着くからか?連絡を待ちながら気がついたら読み終わっていた。それにしてもこの表紙はひどすぎる。いっそ少女マンガやアニメのような男女として表現した方がしっくりくる人物描写だと想うがどうなのだろう。なかなかに個性的な設定のいい意味で癖の在るカップルなのに…2014/07/28
ちー
9
世界観を示す言葉に少しの解説もなく進んでいくのは、正直読みにくかったけど、ストーリーとしてはまずまずかな。2014/11/26
葦附
6
主人公はネクロマンサーなファンタジー小説。ヒロインはネクロマンスされたいいとこの娘さんで、しかし実は暗殺ギルドに所属している凄腕の殺し屋で、しかもどうやら何者かに殺されたらしく……。■落ちこぼれネクロマンサーと美人な殺し屋(死んでる)が闇社会相手に立ち回るお話。ストーリーラインはわりとライトノベルの王道をいってる感じ。楽しく読みました。世界設定と細部の作り込みが印象に残るかも。主人公とヒロインの凸凹コンビっぷりも楽しいですね。あと主人公に謎があるのが興味引いて良かったと思います。満足。2017/06/18
みろ
5
世界観が若干理解しづらいので、とっかかりはよくなかったけど、なれてきたら楽しめた。よみがえった死人のはずなのに、シーリアが元気すぎる(笑)話の半分くらいは下水管を歩き回ってるので、本から臭いがしないことに感謝。2015/03/01
さんご
5
普通に面白く読めました。そんなに目新しさはないけど手堅く楽しめる。題名の印象でもっとコメディ色の強い感じを想定して読み始めたが、そんなことは無く、ワードがあれほどヒドイ目にあってるのにおとなしめの印象なんだよね。勝手にもっとシーリアに振り回される展開を期待していたらしい。・・漫画の読みすぎかも。しかし、この表紙、ちょっと古くさ過ぎませんか。2014/08/02
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