出版社内容情報
H・P・ラヴクラフト[ラヴクラフト]
著・文・その他
大瀧啓裕[オオタキケイスケ]
翻訳
内容説明
ラヴクラフトは数多くの添削や共作を手がけ、ほぼ全面改稿に近いほど手を加えたものもある。その一部は全集に収録されたが、今回は程度の多少にかかわらず、ラヴクラフトの手の入った作品を執筆年代順に別巻二冊に網羅した。上巻には、連続殺人鬼の異常心理をあつかった「最愛の死者」、地獄絵の恐怖を描く「メドゥサの髪」ほか十二編を収める。
著者等紹介
大瀧啓裕[オオタキケイスケ]
1952年、大阪市生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
財布にジャック
55
ラヴクラフトさんが書いたわけではなく、加筆修正などをしたという他の作家さんの作品を集めたものでした。やっぱり今までの全集とは一味違ってしまい残念です。ただ、他の方が書いたせいか読みやすく怖さも控えめでした。そして、その中で「灰」と「イグの呪い」は結構良かったです。かなり、ゾクッとさせていただきました。2011/02/23
absinthe
31
ラヴクラフトには、たいしたやつじゃないと言うやつ等がいる一方、一部には熱狂的な支持者を持つ。自分自身の作品だけでなく、後続の作家が追随するきっかけを作ったことはラヴクラフトの業績として、評価されていい気がする。
KAZOO
23
ラヴクラフト全集となっていますがここには彼の作品は含まれていません。添削や共作したものを掲載しています。ですので結構さまざまなジャンルが含まれており怪奇趣味のものは少ない感じがします。私にはラヴクラフトのように心の奥底に潜む何かに訴えるようなものはあまり感じられませんでした。2014/09/26
はなよ
14
別巻下と比べてパンチのある作品が少ないと思う。良くも悪くもラヴクラフトのいつもの調子が続くので、つまらなくはないけど新鮮味はないかな。どれも展開が似たり寄ったりなので作者の名前も覚えれなかった。2021/10/24
まさ☆( ^ω^ )♬
9
全集別冊は、ラヴクラフトの手が入った作品集との事。中々バリエーション豊かで面白かった。しかし、全集7巻で読んで来た作品群と比べると、インパクトはやや弱い感じもしました。まあでも、各作品ともにクトゥルフ神話の世界観を持っており、それなりに楽しめはしましたね。引き続き下巻も読みます。2023/01/04
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