内容説明
ロウ王国の女王が住む“ロウ・ハウス”は、会議に集まってきた各領地の代表で混乱していた。さらに会議のさなかに、謎の魔法使いが館の護りを破って忍びこみ、翌日には火の鳥が飛来。彼らの目的は?謎を追って“白鳥のひな”の継承者ニクスと守護者メグエットは、砂漠と魔法とドラゴンの国に足を踏み入れる。名手マキリップが贈る不思議な物語『女魔法使いと白鳥のひな』続編。
著者等紹介
大友香奈子[オオトモカナコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽんちゃん
14
やっと読み終わった! 第一部に比べるとちゃんとストーリーも分かって面白かった。 魔法にドラゴンに…王道ファンタジー要素はたくさんあるのに、ストーリーは王道じゃない。女性が活躍するせいか、とても美しかった。2015/06/17
いおむ
6
マキリップを堪能した♪第一部より断然読みやすい。そして火の鳥、砂漠、ドラゴンの幻想的な描写が、もう秀逸!2017/11/22
しまっち。
4
前作よりはだんぜん面白く読めた。今までのファンタジーで植えつけられたイメージと違う存在感のドラゴンが神秘的。今回は奔放過ぎるニクスにも恋のお相手、ブランドが登場。でも、ロウ王国とサフィア王国の道は閉ざされてしまい、ハッピーエンドとは言いがたい。ただ、ニクスの事だから必ず道を見つけ、二人はまた会えるだろう。メグエットとラドもちょっといい感じに思えたけれど、やっぱりそこは門番ヒューでなくちゃ。一番不思議な存在は門番ヒューだったんじゃないかな。あんまり出番がないんだけど、一番気になるキャラクターであった。2014/10/23
hokuto
4
どうも私はこの翻訳者とはあわないらしい。読みづらい。以前、挫折して積読のままの本も訳はこの人。マキリップは好きなのに、残念。2011/06/12
星落秋風五丈原
2
『女魔法使いと白鳥のひな』続編ということですが、私はこの作品から読み始めました。説明が行き届いているので、読みづらかったり分かりにくい所はありませんでした。自分の目的のためなら身内すら犠牲にするドラゴンの子孫と呼ばれるサフィア王国と、自分の身よりも相手のことを心配するロウ王国が対比的に描かれています。2011/01/01
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