創元推理文庫
夜叉沼事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 329p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488490034
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

俊介が中学生になって2ヶ月が経過したある日。彼の担任教師・松永が石神探偵事務所を訪れ、20年前に兄が被害者となった誘拐殺人の真相解明を依頼した。身代金を強請る電話の後、なぜか犯人は受け渡しを前に約束を翻し、その後死体が発見された。なぜ少年は殺害されたのか?依頼を受けた所長の野上と俊介が事件関係者を訪ねて回る中、新たな悲劇が起きる。シリーズ長編第三弾。

著者等紹介

太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。81年、「帰郷」が星新一ショートショート・コンテストで優秀作に選ばれた後、90年に長編『僕の殺人』で本格的なデビューを果たす。狩野俊介、霞田兄妹など人気シリーズを多数創造(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

25
図書館本。狩野俊介シリーズ3作目。20年前の誘拐事件の真相を追う今回。前の2作より断然読みやすかった。俊介くんのオムライス好きはなかなかのもの。しかしあの偏屈ジジイは本当にイライラさせてくれますな。2015/11/29

Penguin

24
シリーズ3作目。二人が一緒に暮らし始めて、最初の依頼は担任の先生からのもの。20年前の事件の結末はちょっと予想が付く感じではあったけれど、今回もやはり読みやすく楽しめた♪2011/12/17

ヨーコ・オクダ

23
狩野俊介シリーズ。数学の宿題…?そう、キャラたちがちゃんと歳をとっている。俊介は中学生になり、野上と同居生活にも慣れ、学生業と探偵業をちゃんと両立している様子。野上の方も、探偵として、保護者として、大人の男性として、俊介を指導しつつエエ感じ。今回は、俊介の担任の先生からの依頼。20年前に誘拐殺人事件の被害者となったお兄さんの件について。ピアノの才能がズバ抜けていたお兄さんの悲劇の真相はいかに?犯人サイドの事情、思考が結構ヘビー。俊介は見事に謎を解いたけど、隠されていた闇の数々をちゃんと消化できたやろか…。2020/12/08

igaiga

15
もしかして、利明って・・・と思ったらそれはその通りだったので、特に意外性はなかったものの、事件の犯人は割と身近な感じがするものの、このシリーズはそうじゃないところでとんでもない仕掛けを持ってくるなあーと言うのが感想です。2025/06/07

ホームズ

14
事件のトリックは覚えてましたが、犯人はとかは他の本とゴッチャになっていた(笑)新しいレギュラーに美樹も加わってアキも正式に所員になったし話が進んでいきますね~(笑)俊介、美樹、久野君の関係も気になる感じですが(笑)短編集でないとそこは話が進まないけど(笑)しかしこういった感じだと無能な探偵や警部になりそうな野上さんや高森警部がしっかりとした大人として俊介に対応しているのが良いですね(笑)2010/03/02

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