出版社内容情報
ただひとつ、この物語を読む限り、わかることは。
賢くて、気立てのいい、めぐりんは、きっと今日も、
どこかにやってきてくれるということだけだ。
たくさんの本と、愛をのせて。紅玉いづき(解説より)
本と人々の出会いをつなぐ、移動図書館シリーズ第2弾!
三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった規子の、本と共に歩んできた半生を描く「本は峠を越えて」や、十八年前になくしたはずの本が見つかったことを引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」など5編を収録。めぐりんが本と人々を繋ぐ、ハートフル移動図書館ミステリ、シリーズ第二弾。
■目次
「本は峠を越えて」
「昼下がりの見つけもの」
「リボン、レース、ときどきミステリ」
「団地ラプンツェル」
「未来に向かって 」
内容説明
移動図書館「本バスめぐりん」は、今日も巡回先へ本を届けつつ、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐす。幼いころなくしたはずの本の発見を引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」、本と人との出会いを守る図書館司書として働くことへの熱意や矜恃が胸を打つ「未来に向かって」など、全五編を収録。本と人々を繋ぐ移動図書館ミステリシリーズ、第二弾!
著者等紹介
大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。元書店員。2006年、書店で起こる小さな謎を描いた『配達あかずきん』を発表しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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