創元推理文庫<br> めぐりんと私。―“Megurin” and Me

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創元推理文庫
めぐりんと私。―“Megurin” and Me

  • 大崎 梢【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488487089
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ただひとつ、この物語を読む限り、わかることは。
賢くて、気立てのいい、めぐりんは、きっと今日も、
どこかにやってきてくれるということだけだ。
たくさんの本と、愛をのせて。紅玉いづき(解説より)

本と人々の出会いをつなぐ、移動図書館シリーズ第2弾!

三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会いは、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく。家族の希望で縁もゆかりもない土地で一人暮らすことになった規子の、本と共に歩んできた半生を描く「本は峠を越えて」や、十八年前になくしたはずの本が見つかったことを引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」など5編を収録。めぐりんが本と人々を繋ぐ、ハートフル移動図書館ミステリ、シリーズ第二弾。

■目次
「本は峠を越えて」
「昼下がりの見つけもの」
「リボン、レース、ときどきミステリ」
「団地ラプンツェル」
「未来に向かって 」

内容説明

移動図書館「本バスめぐりん」は、今日も巡回先へ本を届けつつ、屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐす。幼いころなくしたはずの本の発見を引き金に当時の出来事が明るみに出る「昼下がりの見つけもの」、本と人との出会いを守る図書館司書として働くことへの熱意や矜恃が胸を打つ「未来に向かって」など、全五編を収録。本と人々を繋ぐ移動図書館ミステリシリーズ、第二弾!

著者等紹介

大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。元書店員。2006年、書店で起こる小さな謎を描いた『配達あかずきん』を発表しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
三千冊の本を載せて走る移動図書館「本バスめぐりん」との出会い。巡回先へ本を届けつつ屈託を抱えた利用者たちの心を解きほぐしていく第2弾。悩みを抱える人々が出会った移動図書館「めぐりん」とささやかな謎。本と共に歩んできた半生、十八年前になくしたはずの本が明るみにした当時の出来事、本好きと知って話しかけてきた同じ会社の人、突然引っ越してしまった友人、隣市の移動図書館廃止の真相。普通の図書館とはまた違ったスタッフと利用者の距離感や、利用者同士にも思わぬ出会いや再会があったりで、穏やかで優しい物語になっていました。2024/04/10

mayu

21
本バス「めぐりん」は2週間に一度巡ってくる移動図書館。シリーズ二作目。本×日常ミステリーがじんわり沁み渡る感じで好きだなぁ。実際にある本が沢山出てくるから本好きからしたらたまらないのでは無いだろうか。本バスをきっかけに縁ができていくのが素敵で、あっという間に読み終えてしまった。毎月の新刊購入が止まらないし積読も中々崩せずにいるので図書館に行く事が無い。移動図書館も下北でチラリと一度見かけたきり。そんな私でも読むと図書館に足を運びたくなる様な本愛に溢れた一冊。2024/04/11

qoop

5
移動図書館の運転手を探偵役にした緩やかな日常ミステリシリーズ。前巻で扱われていた謎は基本的に利用者の生活改善につながっていたが、本巻ではより謎解きに焦点を当てていると感じた。意外な方向へと物語が転がっていく〈団地ラプンツェル〉、移動図書館のあり方について書かれた〈未来に向かって〉の二作が特に印象深い。特に後者は前巻のテイストが活きていて、本シリーズならではの作品だと思う。2024/04/23

ナオ

3
面白かった。読んだあと、ちょっとだけ好い人になれるような、優しい世界。前回は移動図書館の司書のウメちゃんと、ドライバーになったテルさんが中心だったけど、今回は利用者の人達のエピソードが多く、巻頭の老婦人の話から引き込まれました。彼女の人生と移動図書館との関わりと、小さな謎と。ため息の出るような切ないけど、幸せな物語。もう最後までの面白さは約束されたものです。基本、ミステリと殺人は切っても切り離せないと暴論を述べがちですが、見事に切られました。楽しい一時でありました。2024/04/23

きーた

2
(再読)文庫化('24.4/12初版)購入で読み返し。 前作「本バスめぐりん。」はテルさん目線だったのが、続編の本作は各話ごとに主人公となる利用者目線。それぞれのめぐりんとの関わりになるほど感あるタイトル。 最終話はウメちゃんと同僚の司書典子さん目線。彼女の出身地の移動図書館(愛称「ほんまる」)が廃止されてしまい寂しいけれど、時代に合わせて変わっていく希望があってほっとする。 前作同様に図書館スタッフさんたちの想いが伝わってくる。2024/04/18

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