創元推理文庫<br> 明智卿死体検分

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創元推理文庫
明智卿死体検分

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488485221
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

読書の楽しみを存分に味わわせてくれる、
まさに紳士淑女のエンターテインメント――大森望(解説より)

犯人はなぜ被害者を「雪密室」で殺害したのか?
魔術が発達した世界で不可能犯罪に挑むのは名探偵と陰陽師

被害者は、四阿(あずまや)に充満する雪に埋もれて凍死していた。この異常な状況は、間違いなく魔術によるものだ。魔術を行使して人を殺めるとその証(あかし)が術者の相貌に顕われるが、事件関係者にその気配はない。ではこの殺人は誰が
なぜ、どうやって為し遂げたのか?――謎に挑むのは権刑部卿・明智小壱郎光秀と陰陽師・安倍天晴。魔術が発達した世界で起きる不可能犯罪を描くシリーズ第一弾。 著者あとがき=小森収/解説=大森望

内容説明

被害者は、四阿に充満する雪に埋もれて凍死していた。この異常な状況は、間違いなく魔術によるものだ。魔術を行使して人を殺めるとその証が術者の相貌に顕われるが、事件関係者にその気配はない。ではこの殺人は誰がなぜ、どうやって為し遂げたのか?―謎に挑むのは権刑部卿・明智小壱郎光秀と陰陽師・安倍天晴。魔術が発達した世界で起きる不可能犯罪を描くシリーズ第一弾。

著者等紹介

小森収[コモリオサム]
1958年福岡県生まれ。編集者、評論家、作家。大阪大学人間科学部卒業。演劇評論家、文芸書の編集者として活動するほか書評・ミステリ評論の分野でも精力的に活躍する。2022年、三世紀にわたる短編ミステリの歴史を俯瞰したアンソロジー&評論書“短編ミステリの二百年“(全6巻)で第75回日本推理作家協会賞および第22回本格ミステリ大賞(ともに評論・研究部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

52
本能寺の変で信長が死なず、織田、羽柴、徳川が天下三分の計で交代で日本を治めているというパラレルワールド。魔術が実在し、殺人事件の捜査も権刑部卿明智小壱郎光秀と陰陽師安倍天晴がペアで行う。はしばしまで遊び心たっぷりで楽しく読みました。下敷きになったというダーシー卿を主人公にした作品群も読んでみたくなります。2025/03/05

ち~

19
四阿で雪に埋もれた死体の謎。戦国時代を思わせる、作者が作り上げた世界の中でのミステリ。陰陽師の登場もあり独特の設定だけど、私は好き。その魔術を使ったハウダニットが楽しかった。主人公2人のキャラクターも良い。続編も読みます。2025/03/14

にぃと

10
織田、羽柴、徳川による天下三分の計がなされた、そして科学ではなく魔術が発展した世界でのミステリ。世界観や用語に戦国時代からのものが続いており、陰陽師の存在もあって独特な雰囲気。それでいて謎解きとしても面白い。タイトルから手に取った時はまさかこの明智が名探偵の方ではなく戦国武将の方だとは思いもよらず、そしてそんなこちらを見透かしたかのような最後の展開にはただただ感服するばかり。次回作も予定されているとのことで、楽しみだ。2025/03/02

八朔日

5
科学の代わりに魔術と陰陽道が発展した架空の日本を舞台にした歴史改変ミステリ。本能寺の変で信長が生き延び織田・羽柴・徳川の三家が「天下三分の計」を実現した世界で、政治と魔術が交錯するなか起きた雪密室事件。冷静沈着な明智と博識で優雅な陰陽師・安倍のバディが、論理と術理で事件を解き明かす過程は知的でありスリルもある。トリックもあくまでもロジカル寄りに構築されている。元ネタは知らないけれど楽しめたし世界観が好きだったので、この世界のさらなる広がりを見るため続編も読む。2025/04/29

イツキ

5
魔術が存在し、本能寺の変も起こらなかった日本が舞台の特殊設定ミステリ。列車なども存在するくらいには文明が発達していて、陰陽師も存在し、織田家や徳川家などもあるというとても独特な日本が舞台でそれ自体も面白く、そこで起こる事件も魔術の設定などが生かされていて興味深いです。更に各勢力の力関係や思惑も絡んできてと盛り沢山ながら200ページにまとまっていて読みやすくもあって色々と凄い作品でした。2025/03/22

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