創元推理文庫<br> たまさか人形堂ものがたり

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創元推理文庫
たまさか人形堂ものがたり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488469047
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人形を修復することは、ひとの心を治すこと。
人形修復を請け負う小さな店の
素人店主と優秀な職人たちが出会う不可思議な謎
名手が綴る珠玉のミステリ連作集
特別書き下ろし短編収録

会社をリストラされて突如無職となった澪は、祖母が遺した小さな人形店を継ぐことにした。人形マニアの青年・冨永と謎多き職人・師村の助けを得て、いまでは人形修復を主軸に店を営んでいる。貌を粉々に砕かれた持ち主そっくりの人形、旧家に遺された雛人形、チェコの伝説的な人形劇団――名手が人形店を舞台に紡ぐ「日常の謎」!

内容説明

会社をリストラされ突如無職となった澪は、かつて祖母が営んでいた小さな人形店を継ぐことにした。人形マニアの青年・冨永と謎多き職人・師村の助けを得て、素人なりに、人形修復を主軸にどうにか店を営んでいる―店に持ちこまれる、様々な来歴をもつ人形や縫いぐるみを通して人の心の謎を描く、珠玉のミステリ連作集。特別書き下ろし短編「回想ジャンクション」を収録する。

著者等紹介

津原泰水[ツハラヤスミ]
1964年、広島県生まれ。青山学院大学卒。89年、津原やすみ名義で少女小説作家としてデビュー。97年、現名義で発表した『妖都』以降、様々なジャンルを横断する作品を執筆する。2012年、『11eleven』が第2回Twitter文学賞国内部門1位となる。14年、短篇「五色の舟」がS‐Fマガジン“オールタイム・ベストSF”国内短篇部門1位に選出され、近藤ようこにより漫画化された同作が、同年、第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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真理そら

51
テディ・ベア、ラブドール(ダッチワイフ)、村上の雛人形と土人形、マリオネット、市松人形、文楽の頭…人形をテーマにすると不気味な物語になりがちだし、実際不気味めな話なのだが、女店主、職人、人形マニアで手先の器用な若者等の登場人物たちが軽めな会話をし続けているので夜中に読んでも大丈夫。作者はシリーズ化する予定だったようだが不幸にも続編があるのみ、合掌。2023/12/09

あたびー

42
直前に「妖都」を読んだので「これは同じ人が書いた小説か??」となっている。小野不由美「営繕かるかや」とちょっと似た雰囲気を纏いながら、こちらでは怪異はほぼ起こらない。キャラの立った2人の職人が醸し出す雰囲気はずっとその店の中に座っていたいような気分にさせる。店主の澪さんも同じ気持ちになっていたのは最後まで読まなくてもちゃんと伝わってくる。この本に続編があってよかった。またこの店の空気に浸れる。そして津原さんの魂も、この店の中に漂っていると想像したい。2022/10/28

りー☆ 低浮上気味

35
祖父から引き継いだ小さな人形販売店、そこに持ち込まれる人形の修復作業を軸に、依頼主とそこで働く人々の抱えるものが描かれた短編集。会話の流れや言い回しが独特で、最後まで読みましたが自分には合わなかったようです。内容も専門性が高めで、人形に興味があればもっと面白く読めたかもしれません。2022/09/10

ぶんぶん

28
【図書館】タイトルに惹かれて借りて来た。 祖母から人形店を引き継いだ「澪」のお話し。 澪は素人で、職人の師村とマニアの冨永の人形修復の話が進行、持ち込まれる人形やぬいぐるみを通して心の移ろいを描く連作短編集。 一筋縄でいかない人形店の仲間意識が、何となくありそうな雰囲気で面白い。 続編があるそうでリクエストを。 作者急逝との事でビックリ。 エログロも書くと言う事で、ラブドールのくだりは納得(笑)2022/11/03

JILLmama

19
温かくて優しい気持ちになれる連作短編集。 津原さんこんな感じのもの書くのですね。不思議。 どちらも好きだけど。2022/07/17

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