出版社内容情報
暑い夏、ぼくが出会ったのは、彼女と殺人事件だった・・・・・・
「君がシャーロック・ホームズで、おれがワトソンだ」
青春ミステリの金字塔
毎夏、読み返したくなる不朽の名作
暑い夏休みの朝、高校2年の戸川春一は同級生・岩沢訓子が、稲城大橋から飛び降り自殺をしたことを、刑事である父親から知らされる。あんなまじめそうな子が、自ら命を絶つなんて。その日の午後、彼女の死を偶然に出会った酒井麻子に伝えると、なぜか一緒に事件を探る羽目に。麻子は訓子とは中学からの親友で、高校入学後から距離をおかれて悩んでいたという。二人の探偵行は、新たな事件を引き起こし……。決して古びない瑞々しい文体で評判となった、青春ミステリの傑作。
内容説明
夏休みの朝、暑さと蝉の声で目醒めた戸川春一は、同級生・岩沢訓子が自殺したことを、刑事の父親から知らされる。その日の午後、酒井麻子と出会ったことで、春一は二人で訓子の死の理由を探る羽目に。二人はバイクで同級生たちを訪ねて証言を集め、事件を調べていくと、本当に自殺だったのか疑問が湧き始め…。瑞々しい文体と気だるい空気感が魅力の、青春ミステリの決定版。
著者等紹介
樋口有介[ヒグチユウスケ]
1950年群馬県生まれ。國學院大學文学部中退後、劇団員、業界紙記者などの職業を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。1990年『風少女』が第103回直木賞候補となる。2021年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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