創元推理文庫<br> 海泡

個数:
電子版価格 ¥865
  • 電書あり

創元推理文庫
海泡

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2021年10月24日 05時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488459161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

暑く長い夏休み、東京から小笠原へ久しぶりに帰郷した大学生の木村洋介。難病を抱える初恋の女性・丸山翔子に会うのが忍びなく、高校卒業して以来帰りにくかったのだ。ただ静かな夏休みを送りたかっただけなのに、帰郷当日から東京でつき合った中高の同級生・一宮和希にはストーカーの噂がまとわりつき、島一番の秀才と謳われた藤井智之は不可思議な言葉を呟く。平和で退屈だったはずの島に、どこか不穏な空気が漂うなか、二つの事件が続けざまに起こる――。常夏の島を舞台に、名手が伸びやかに描いた青春ミステリが、大幅改稿、決定版で登場。

樋口有介[ヒグチユウスケ]
著・文・その他

内容説明

大学の夏休みに、洋介は2年ぶりに小笠原へ帰省した。難病に苦しむ初恋の女性に会うのに忍びなく、帰りにくかったのだ。竹芝からフェリーで26時間、平和で退屈なはずの島では、かつての同級生がストーキングされていると噂が立ち、島一番の秀才は不可思議な言葉を呟く。やがて続けざまに起こった二つの事件。常夏の島を舞台に、伸びやかに描いた青春ミステリを大幅改稿で贈る。

著者等紹介

樋口有介[ヒグチユウスケ]
1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

49
あらすじには「青春ミステリ」とあるが、「青春にサヨナラをいうミステリ」のほうが正しい。『よくできました』。エキセントリックな画家の父のもと屈折した主人公・洋介、東京の大学から夏休みで小笠原へ帰省するが、高校時代の友人の死からなにかが動き始める。■一歩間違えばハルキムラカミかといった洋介だが、諦観に見えて内心もがいている様が漏れ出ているあたりが青春らしくてよい感じ。閉塞感の漂う小笠原での聞き込みから違和感を繋げるタイプのミステリなので起伏には欠けるが、結末には爽快とまではいかなくとも納得がいくので好感。2020/11/08

カブ

45
大学が夏休みの洋介は、東京竹芝からフェリーで26時間の小笠原へ帰省する。そこで起こる2つの事件。懐かしい小笠原の風景と、美しい植物や昆虫など自然の描写が美しい。暑い今の季節にピッタリ!2018/08/13

HERO-TAKA

17
中公文庫版読了済み。およそ20年ぶりに創元推理文庫版として出版された今作は、作者らしく大幅改稿されており、読んだ感覚も当時と違い驚いた。舞台は小笠原諸島。本土とは違う亜熱帯の自然の豊かさ。1週間に1度の船の定期便しかない孤立したスモールタウンの様子とその中で絡み合う人間関係。楽園の中で青春を過ごし大人になり気付いてしまった子どもたち。モテる主人公が様々な理由で島にいる美女たちの人生を通過していく経緯。まさに樋口有介さんの独壇場ともいえるような絶好の舞台であり、この内容を書かせて面白くならないわけはない。2019/03/31

かずじん

7
絵に引かれて手に取って、帯の『著者ベスト級』という文字に引かれて購入。主人公は少しモテるやつで嫉妬を覚えながら読んでましたが、そのモテる人望を生かして登場人物達が知っている情報を集めていって事件の真相を暴いていく流れは普通にミステリーになっていて読みごたえがありました。小笠原諸島の神秘的な自然も書きつつ、島独特の閉塞感や、ある人の人生に他人が影響を与えることは難しいといった残酷な現実感も書かれていたのが記憶に残ってます。いろいろと考えさせられた本でした。2018/09/08

Hiroki Sugimoto

6
『海泡/樋口有介』読了。東京都に属しながら下手な海外よりも遠くにある小笠原諸島が舞台。諸島部だからこその人間関係の濃密さ、息苦しさをベースに、島の中に閉じ込められる閉塞感や島に帰って来ざるを得ない敗北感といったコンプレックスがある一方で、小笠原にしかない解放感に癒されたり許されたり甘えたり、という屈折の描写が見事。今まで知らなかった小笠原のエピソードを垣間見ることができただけでも楽しいのに、ミステリ的な捻りも堪能できる一冊。2018/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12853708

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。