創元推理文庫 穴の牙・深夜の法廷―土屋隆夫推理小説集成〈８〉

この物語に、たとえ彼や彼女が登場しようとも、背後の主役は“穴”である。ある日、突然に、われわれの日常をおそう不条理な陥穽は、いたるところで、ひそかに牙をといでいる―。穴をテーマにした連作推理『穴の牙』と中編集『深夜の法廷』、そして傑作中編「地図にない道」を収録した。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIRACLE

第八巻は連作推理『穴の牙』に中編「地図にない道」「泣きぼくろの女」「半分になった男」の三編を収録した最終巻（年譜付）。「穴の牙」は登場人物がことごとく、不幸の「穴」に陥るので、読む速度が鈍った。中編はどれも今ひとつの出来だった。2016/06/06

tendo

読んだのは「穴の牙」のみ。昔の文庫で。2009/07/05

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