創元推理文庫<br> 世界の望む静謐

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創元推理文庫
世界の望む静謐

  • 倉知 淳【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 東京創元社(2025/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488421274
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

彼らはいつ、何を間違えてしまったのか
完璧だったはずの犯罪計画を、
死神めいた警部が打ち崩す
〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ、
大人気倒叙ミステリシリーズ最新刊!

あなたのことは、最初から疑っていました──漫画家を殺してしまった担当編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の“元”スター、自分を裏切った腹心の部下に死の鉄槌を下した人気タレント文化人、過去を掘り返し脅迫してくる同僚の口を封じた美大予備校の講師。彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に死神めいた警部が立ちはだかる。解説=千街晶之

■収録作品
「愚者の選択」
「一等星かく輝けり」
「正義のための闘争」
「世界の望む静謐」

内容説明

あなたのことは、最初から疑っていました―漫画家を殺してしまった担当編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の“元”スター、自分を裏切った腹心の部下に死の鉄槌を下した人気タレント文化人、過去を掘り返し脅迫してくる同僚の口を封じた美大予備校の講師。彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に死神めいた警部が立ちはだかる。

著者等紹介

倉知淳[クラチジュン]
1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしての完成度にも妥協しない、高いクオリティの作品群を書き続けている。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ま~くん

20
主人公乙姫警部はとにかく素晴らしいキャラクターだった。倒叙物では福家警部補と碓氷優佳にも負けず劣らず。ただストーリー云々より事件解決の核心追い込みが「それは安直に過ぎるだろう」という作品があったのは残念だった。「正義のための闘争」は犯人の追い詰め方が素人でも見破られそう。「世界の望む静謐」も極めて特殊な解決の仕方だった。「一等星かく輝けり」は単なる偶然に助けられた印象。言い換えればそれだけ犯人の仕込みが周到だった訳だが、それだけに乙姫警部の追い込み方にもうひと工夫あって読者を唸らせて欲しかった。辛口御免。2025/03/03

coco夏ko10角

19
第2弾、4作収録。乙姫を見たときの表現がバリエーション豊富で面白い。話は最初と最後が特によかった。これも続いて欲しいシリーズ。 愚者の選択/一等星かく輝けり/正義のための闘争/世界の望む静謐2025/04/11

bayashi

18
死神刑事の倒叙短編シリーズ2作目。全編通して倒叙モノによくみられる「最初から犯人だとわかっているとしか思えないへばりつき方」にちゃんと理由を持たせてあり、白状した後にそこの答え合わせが入るので二度おいしい。やりとりも紳士的でありがたい。見た目の例え描写もくどいを通り越してだんだん笑えてくる、冥界の頭蓋骨数え唄ってなんだよ。短編個別に見てもどれも面白かったがひとつ挙げるなら「一等星かく輝けり」、この足の着き方こそ倒叙の醍醐味。2025/04/04

文庫本依存dive

5
『世界の望む静謐/倉知淳』読了。 倉知作品にはユーモラスな作品も多いけれど、本作はがっつりロジック構築された詰将棋のような展開が読みどころな倒叙もの。コロンボとか古畑任三郎とかの系譜ですね。 シリーズ第2弾ということであり刑事役の「死神」立ち位置も明確になり、より純粋に犯人と刑事の心理戦(といっても刑事が一方的に追い詰めるのがルールですが)が楽しめる短編集に。 転変4編それぞれの設定とカタルシスの妙はもちろん、ちょっとした読後感のほろ苦さが絶妙なスパイスになってました。2025/03/03

ほのみ

3
最初から犯人を疑っていたという決め手には毎回なるほどとなる2025/04/01

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