創元推理文庫<br> 世界の望む静謐

個数:
電子版価格
¥999
  • 電子版あり

創元推理文庫
世界の望む静謐

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月28日 07時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488421274
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

彼らはいつ、何を間違えてしまったのか
完璧だったはずの犯罪計画を、
死神めいた警部が打ち崩す
〈刑事コロンボ〉の衣鉢を継ぐ、
大人気倒叙ミステリシリーズ最新刊!

あなたのことは、最初から疑っていました──漫画家を殺してしまった担当編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の“元”スター、自分を裏切った腹心の部下に死の鉄槌を下した人気タレント文化人、過去を掘り返し脅迫してくる同僚の口を封じた美大予備校の講師。彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に死神めいた警部が立ちはだかる。解説=千街晶之

■収録作品
「愚者の選択」
「一等星かく輝けり」
「正義のための闘争」
「世界の望む静謐」

内容説明

あなたのことは、最初から疑っていました―漫画家を殺してしまった担当編集者、悪徳芸能プロモーターを手にかけた歌謡界の“元”スター、自分を裏切った腹心の部下に死の鉄槌を下した人気タレント文化人、過去を掘り返し脅迫してくる同僚の口を封じた美大予備校の講師。彼らは果たして、いつ、何を間違えてしまったのか。罪を犯した者たちの前に死神めいた警部が立ちはだかる。

著者等紹介

倉知淳[クラチジュン]
1962年静岡県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年、『競作 五十円玉二十枚の謎』への投稿を経て翌94年、『日曜の夜は出たくない』で本格的な作家デビューを飾る。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしての完成度にも妥協しない、高いクオリティの作品群を書き続けている。2001年、『壺中の天国』で第1回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

38
ん~、主人公たちの人間ドラマを一切排した場合の倒叙の面白さって、犯人側の用意したもう完全に見えるパズルが、ひたすら探偵側の論理の力のみによって覆っていく所にあると思うのですが、多少の幸運が助力しているような気がしました。そこが突破口になるだろうって部分が読めてしまう部分もあり…。/一等星かく輝けりの変装に関わる推理の下りが良かったかな2025/05/16

ま~くん

21
主人公乙姫警部はとにかく素晴らしいキャラクターだった。倒叙物では福家警部補と碓氷優佳にも負けず劣らず。ただストーリー云々より事件解決の核心追い込みが「それは安直に過ぎるだろう」という作品があったのは残念だった。「正義のための闘争」は犯人の追い詰め方が素人でも見破られそう。「世界の望む静謐」も極めて特殊な解決の仕方だった。「一等星かく輝けり」は単なる偶然に助けられた印象。言い換えればそれだけ犯人の仕込みが周到だった訳だが、それだけに乙姫警部の追い込み方にもうひと工夫あって読者を唸らせて欲しかった。辛口御免。2025/03/03

coco夏ko10角

19
第2弾、4作収録。乙姫を見たときの表現がバリエーション豊富で面白い。話は最初と最後が特によかった。これも続いて欲しいシリーズ。 愚者の選択/一等星かく輝けり/正義のための闘争/世界の望む静謐2025/04/11

bayashi

19
死神刑事の倒叙短編シリーズ2作目。全編通して倒叙モノによくみられる「最初から犯人だとわかっているとしか思えないへばりつき方」にちゃんと理由を持たせてあり、白状した後にそこの答え合わせが入るので二度おいしい。やりとりも紳士的でありがたい。見た目の例え描写もくどいを通り越してだんだん笑えてくる、冥界の頭蓋骨数え唄ってなんだよ。短編個別に見てもどれも面白かったがひとつ挙げるなら「一等星かく輝けり」、この足の着き方こそ倒叙の醍醐味。2025/04/04

きゅうくつ

6
倒叙、いいね。面白かった。2025/05/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22362502
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品