出版社内容情報
座り仕事の楽しみは、おいしい料理を食べること。
料理上手な大家の心配事を減らすため、
下宿人の小説家は、今日も謎を解く。
コミカライズ進行中の連作ミステリ集
時は明治──銀座に構える下宿屋「静修館」。若き大家の梨木桃介は世話好きで、料理をはじめ家事万端を見事にこなす。その働きぶりの前では、下宿する小説家の道湧水も我儘を封印するほどだ。そんな静修館には、なにかと謎が持ち込まれる。桃介も愛用する醤油の偽装疑惑、なぜか借り手が決まらない好条件の貸家……大家店子が世を騒がす謎を解き明かす、温かな連作短編集。
■収録作品
「永遠の市」
「障子張り替えの名手」
「怪しの家」
「妖怪白湯気」
【目次】
内容説明
時は明治―銀座に構える下宿屋「静修館」。若き大家の梨木桃介は世話好きで、料理をはじめ家事万端を見事にこなす。その働きぶりの前では、下宿する小説家の仙道湧水も我侭を封印するほどだ。そんな静修館には、なにかと謎が持ち込まれる。桃介も愛用する醤油の偽装疑惑、なぜか借り手が決まらない好条件の貸家…大家と店子が世を騒がす謎を解き明かす、温かな連作短編集。
著者等紹介
三木笙子[ミキショウコ]
1975年秋田県生まれ。2008年『人魚は空に還る』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
40
謎解きと明治時代の生活の組合わせがいい。ごはんがおいしい下宿屋を追い出されないように猫をかぶっている作家が探偵役。当時の銭湯事情なども楽しく読んだ。2026/10/01
Yumi Ozaki
4
桃介さんの作ったお料理を私も食べたいな。市場の白いご飯にはまぐりの味噌煮というのもとってもおいしそう!生麩の田楽なんて想像もできないけど、それも食べたい!やきいももこの本で読むとおいしそう!食べ物の話ばっかりになってしまったけど、ストーリーよりそっちがきになりました。2026/07/28
本の虫子
2
世話好きで、家事万端を見事にこなす下宿屋の大家の桃介さんと、下宿屋を追い出されたくなくて猫をかぶっている小説家・湧水さん。決して派手な事件が起こるわけではないけれど、どこかほっこりとさせられる物語。オレオレ詐欺の原点を思わせるような事件もあり、こうした手口は昔からあったのかもしれないと思わされた。明治の街並みや当時の空気感が丁寧に描かれているのも魅力。大屋の桃介さんのために頑張る湧水さんの姿に、思わず肩入れしたくなる。穏やかな日常の中に小さな事件や人情が織り込まれた、味わい深い一冊。2026/10/17
たけとり
1
もう文庫化しないのかなぁ…と諦めていたので、文庫化は嬉しい。コミカライズ企画が進行中なのね。通りで。しかし「帝都探偵絵図」シリーズの外伝とはいえ、文庫では表紙のテイストをガラッと変えてきたなぁ。文庫で初読みの人には、ぜひとも単行本の表紙イラストをご覧いただきたいものです…。2026/10/09
たま
0
現代の犯罪の原型が明治にあったとしたら?というお話。 ほぼ、それだけ。2026/10/10




