創元推理文庫<br> ドロシイ殺し

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創元推理文庫
ドロシイ殺し

  • 小林 泰三【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 東京創元社(2021/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488420161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

夢の中にある世界〈不思議の国〉の住民である蜥蜴のビルは、砂漠を彷徨う中でドロシイと名乗る、案山子とブリキの樵とライオンを連れた少女に助けられる。彼女の力を借りて〈不思議の国〉へ戻ろうとするビルだが、その最中にオズの国の支配者・オズマ女王の宮殿の一室で死体が発見される。強力な魔法に守護され、軍人たちが囲んでいた宮殿で、誰がどうやって殺したのか? そして現実世界でも殺人が……夢と現実双方で起きる事件の意外すぎる真相とは。

内容説明

ビルという名の間抜けな蜥蝪となって不思議の国で暮らす夢を続けて見ている大学院生の井森は、その晩、なぜか砂漠を彷徨う夢の中にいた。干からびる寸前のところを少女ドロシイに救われ、エメラルドの都にある宮殿へと連れて行かれるものの、オズの国の支配者であるオズマ女王の誕生日に起きた密室殺人に巻き込まれてしまう。『アリス殺し』『クララ殺し』に続くシリーズ第三弾!

著者等紹介

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」が第10回SFマガジン読者賞(国内部門)を受賞し、同短編を表題作とした2002年刊の短編集は、第22回日本SF大賞候補作となった『AΩ(アルファ・オメガ)』に続き、第23回日本SF大賞候補作となる。『天国と地国』、『ウルトラマンF』でそれぞれ第43回、第48回星雲賞(日本長編部門)を、また、『アリス殺し』で2014年啓文堂書店文芸書大賞を受賞する。2020年没。2021年、第41回日本SF大賞功労賞が贈られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

64
メルヘン殺しシリーズもついに三作目。ハードカバーを買う前に文庫化してしまったので今回は文庫で。不思議の国→ホフマン宇宙ときて次はオズの魔法使いの世界。今までで一番普通かと思いきやいやいやこちらもこちらで実に狂っております(小林泰三の筆のせいなのか?)。今回は現実世界の方があっちの方よりもヤバい人たち(人ならざる人たち)だったので井森君はそれ以上踏み込まなくて正解だったかと(角川ホラー文庫世界に行っちゃうぞ?)。ビル君はいつになったら不思議の国に帰れるのかなぁ?2021/07/22

肉嬢★

52
今回の舞台はオズの魔法使い。昔、読んだ記憶はあるけどキャラは思い出せても内容は曖昧のまま読み進めたが、それでも楽しく読めた!オズの世界が幸せかと言われたら個人差があるだろうな~と思った。しかし、この後どうなっちゃうの!??と更に気になったのでこのまま次のシリーズを読む♪2023/01/13

Junichi Yamaguchi

30
『おまえはおまえの世界に生きるしかないんだね』… シリーズ3作目。 やはり、このシリーズは楽しい。 童心に帰りながらも大人じゃなきゃ耐えられないような残虐性の高い事件。 次巻がラスト… 期待したい。 しかし、「クララ」を読んでない… 近々のテーマは「クララ探し」。。2021/08/26

かめりあうさぎ

29
メルヘンシリーズ3作目。タイトルから分かる通りオズの魔法使いがモチーフ。砂漠を彷徨っていたビルをドロシイが助けてくれて一緒にオズの国に行くが、そこで凄惨な殺人事件に巻き込まれてしまう。地球とオズの国とを行き来しながら、果たして犯人にたどり着くことができるのか。ビルがすごく成長しているというか、井森がビルを使いこなしているという印象。ミステリ的にはわりとあっさり味でしたが、相変わらずの会話劇で楽しく読み終えることができました。2022/02/25

おうつき

28
メルヘン殺しシリーズ3作目。今作のモチーフになっているのはオズの魔法使い。前作よりは題材に馴染みがある分、とっつき易かった。著者の別作品のキャラクターも登場するのもサプライズ感があって良い。登場人物同士のズレた会話も健在で、荒唐無稽の世界の中に仕掛けられた企みに驚かされた。次が最終作になってしまったのは、やっぱり寂しい。2021/09/04

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