創元推理文庫<br> クララ殺し

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創元推理文庫
クララ殺し

  • 小林 泰三【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 東京創元社(2020/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784488420154
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大学院生・井森建は、ここ最近妙な夢をよく見ていた。自分がビルという名前の蜥蜴で、アリスという少女や異様な生き物が存在する不思議の国に棲んでいるというものだ。だがある夜、ビルは緑豊かな山中で、車椅子の美少女クララと“お爺さん”なる男と出会った。夢の中で「向うでも会おう」と告げられた通り、翌朝井森は大学の校門前で“くらら”と出会う。彼女は、何者かに命を狙われていると助けを求めてきた……。夢の“クララ”と現実の“くらら”を巡る冷酷な殺人ゲーム!

内容説明

ここ最近、奇妙な生き物やアリスという少女が暮らす不思議の国の夢ばかり見ている大学院生の井森建は、ある晩、いつもとは違って、緑豊かな山の中でクララと名乗る車椅子の美少女と出会う夢を見る。翌朝、大学に向かった井森は、校門の前で、同じ姿の少女くららに呼び止められる。彼女は何者かから命を脅かされていると訴え、井森に助力を求めた。『アリス殺し』まさかの続編登場。

著者等紹介

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」が第10回SFマガジン読者賞(国内部門)を受賞し、同短編を表題作とした2002年刊の短編集は、第22回日本SF大賞候補作となった『AΩ(アルファ・オメガ)』に続き、第23回日本SF大賞候補作となる。『天獄と地国』、『ウルトラマンF』でそれぞれ第43回、第48回星雲賞(日本長編部門)を、また、『アリス殺し』で2014年啓文堂書店文芸書大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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カノコ

55
おとぎの国の殺人事件、今回は車椅子の少女「クララ」殺し。なるほど、ハイジね!と思ったらそうではないらしい。地球とホフマン宇宙、二つの世界を行き来して繰り広げられる推理合戦と殺人計画は、非常にロジカルでクールだ。ビルが「探偵役」に据えられているのも嬉しい。今回はトリックの肝となる部分に検討がついてしまったため(とはいえ解けなかったが)、ミステリとしての驚きは前作の方が上。しかし、世界のルールが掴めたこともあり、個人的には今作の方が楽しめた。ビルや登場人物たちの胡乱な会話を楽しむ余裕ができたせいもあるかも。2020/04/11

うまる

45
メルヘンミステリ、シリーズ2作目。前作の"不思議の国"とは別の世界と地球とのリンク。ビル君の不毛な会話と空気を読まない発言が相変わらずで楽しいです。今回は別世界とアーヴァタールの関係だけではなく、記憶をイジれる人が出て来て、前作より複雑化しているので、前作を踏まえた上で読んだ方が良いと思います。ラストもアリスの方を読んでる方はニヤリです。"くるみ割り人形"がホフマンだと知っていたのに、全体的な仕掛けに全然気が付きませんでした。最初からダマされてたなぁ…。次のドロシイ殺しもめっちゃ楽しみ♪2020/03/16

肉嬢★

41
シリーズ2作目!ビルの会話には大分慣れてきた(笑)殺人が起きた中で誰のアーブァタールか分からないのは人間不信になりそう...。しかし本当に個性的なキャラが多くて飽きないなあ~。個人的には礼都が好き♪このまま3作目を読む☆2023/01/10

キナコ

40
積読本の一冊。アリス殺しで亡くなった井森が主人公のSFホラーミステリ。不思議の国から別の国へと落ちてしまったビルが、またしても殺人事件へと巻き込まれてしまう。アリス殺しと同じようにアーヴァタールが死ぬと現実世界の人も死ぬという特殊設定もの。死に戻りを繰り返しながら犯人を探そうとする井森。誰が誰のアーヴァタールか分からない緊迫感がたまらない。残酷描写は相変わらず多めなため、人を選ぶかな。2025/02/04

ナオフミ

40
どの小説よりも喋りのパートが長く、どの小説よりも論理的で普段の会話ではあり得ないような当たり前のことを確認し合う小説だからこその会話を書いていて独自のセンスが輝きすぎているなと思いました。現実世界ともう一つの世界のSF風のミステリーは舞台を上手く融合し、舞台の雰囲気も上手く取り入れていてとても面白かった。2023/07/14

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