内容説明
学生運動に伴うリンチ事件の主謀者としての刑務所生活を終え、ひっそりと男は暮らしていた。ある日彼は誰かに尾行されていることに気づく。待ち伏せてみるとそれは昔の仲間であったのだが…。逃亡先の植民地都市で、かつて革命の時を生きた男は何を思い、何を求めるのか。矢吹駆の罪と罰を描いた、シリーズ第ゼロ作としても知られる、笠井潔の原点!幻の処女長編テロリズム小説。
著者等紹介
笠井潔[カサイキヨシ]
1948年東京生まれ。79年デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞受賞。98年『本格ミステリの現在』編纂で日本推理作家協会賞受賞。2003年小説『オイディプス症候群』と評論『探偵小説論序説』で本格ミステリ大賞二部門同時受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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