出版社内容情報
U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯一味のワゴン車が乗り捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。応援要請を受け、マリアと?は州都フェニックス市へ向かう。警察と軍の検問や空からの監視が行われるが、真の理由は研究所から脱走した、20年以上前に連続殺人を犯した男『ヴァンプドッグ』を捕らえるためだった。だが、彼の過去の手口と同様の殺人が次々と起きてしまう。一方、フェニックス市内の隠れ家に潜伏中の襲撃犯五人は、厳重な警戒態勢のため留まっていたが、一人が殺され……。大人気シリーズ第5弾。
【目次】
内容説明
U国MD州で現金輸送車襲撃事件が発生。襲撃犯一味の車が乗り捨てられていたのは、遠く離れたA州だった。応援要請を受け、マリアと漣は厳戒態勢の州都フェニックス市へ向かうが、実は裏では、20年前の無差別連続殺人犯が収容先から脱走し、その男の手口と同様の殺人事件が起きていたのだ。一方、襲撃犯五人はフェニックス市内の隠れ家に潜伏していたが、一人が殺され…!?
著者等紹介
市川憂人[イチカワユウト]
1976年神奈川県生まれ。東京大学卒。在学時は文芸サークル・東京大学新月お茶の会に所属。2016年、『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は各種年末ミステリベストにランクインし、話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
火の壁
22
トリックが緻密ではあるんだけど、さすがにハウダニットに寄せすぎてる感が否めず、トリックのネタバラシ後に真犯人と(唐突気味に)動機が明らかになる構成なので、ページ量の割にはどこか軽い印象を感じてしまった。ホワイダニットに関する伏線が序盤中盤にもっと散らばっていれば印象は変わったかも。とはいえ、ウイルスのコンセプトは不気味さに溢れていて、やっぱり発想は面白い。2026/08/19
numno1
10
連続殺人の時系列が違うのだろうなあ、とは思いましたが(誰でも思う)、それを成立させているトリック含め、これでもかというくらいのてんこ盛りで、推理はおるか理解が追いつくだけでも大変なレベルでした・・いや、それがいいんですが😇2026/08/15
Satoshi
9
◎マリア&漣シリーズ、面白かった。住んでいる世界とは少し進化が異なるパラレルワールドで起こる事件。今回は吸血鬼?ヴァンプドッグがモチーフ。犯人と思われるサイドの回想とマリア達の事件解決編が交互に描かれる。思わせぶりな人は犯人ではない!が、誰が犯人かわからず…毎回どんでん返しで、SF部分が解決に深く関わるところが惹かれる。2026/07/25
huraki
6
U国にて現金輸送車の襲撃事件が発生。マリアと漣は要請を受け現場へ向かうが、その裏で20年前の殺人犯が収容先から脱走していた。隠れ家に潜伏している5人の襲撃犯を襲う悲劇と止まらない殺人事件。明かされる真相の切なさと次作への期待が高まるシリーズだ。2026/08/16
紅
5
今までのシリーズの登場人物が集結していて熱い展開もさることながら、少し超常的な展開のトリック、二転三転する結末もテンポよく読めた。毎シリーズそうだけど今回も読み終わってからタイトルを噛み締めました。犯人の狂気的だけど悲しい覚悟もまさにタイトル通り。最後の最後ではまた何か事が動きそうで、次巻ではマリアがあの人と対決することになるのか…?と期待です。2026/08/01




