創元推理文庫<br> ボーンヤードは語らない

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

創元推理文庫
ボーンヤードは語らない

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月02日 18時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488406240
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人気のない『飛行場の墓場』で
なぜ兵士は変死したのか?
シリーズ累計10万部突破!
マリアと漣が挑む四つの不可能犯罪!

U国A州の空軍基地にある『飛行機の墓場』で、兵士の変死体が発見された。謎めいた死の状況、浮かび上がる軍用機部品の横流し疑惑。空軍少佐のジョンは、士官候補生時代のある心残りから、フラッグスタッフ署の刑事・マリアと?へ非公式に事件解決への協力を請う。引き受けたマリアたちにも、実は過去に対峙した事件への苦い後悔があった。高校生の?が遭遇した雪密室の殺人。ハイスクール時代のマリアが挑んだ、雨の夜の墜落事件の謎。そしてバディを組んだ二人が初めて捜査した、ある家庭で起きた悲劇の真相は? 大人気シリーズ初の短編集!

目次
「ボーンヤードは語らない」
「赤鉛筆は要らない」
「レッドデビルは知らない」
「スケープシープは笑わない」

内容説明

U国A州の空軍基地にある『飛行機の墓場』で、兵士の変死体が発見された。謎めいた死の状況、浮かび上がる軍用機部品の横流し疑惑。空軍少佐のジョンは士官候補生時代のある心残りから、フラッグスタッフ署の刑事、マリアと漣へ非公式に事件解決への協力を請うが…。表題作ほか、雪密室の殺人、雨の夜の墜落事件、緊急通報があった家庭での悲劇の謎に挑む、4編収録の短編集。

著者等紹介

市川憂人[イチカワユウト]
1976年神奈川県生まれ。東京大学卒。在学時は文芸サークル・東京大学新月お茶の会に所属。2016年、『ジェリーフィッシュは凍らない』で第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は各種年末ミステリベストにランクインし、話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

44
マリア&漣シリーズも第4弾、そして全体としては各主要キャラの過去を語る掘下げ回になってる。ジェリーフィッシュで鮮やかにバディとして我々読者の前に現れた2人、その過去と初めての事件を描く。また表題作はジェリーフィッシュの後日譚かつジョンの過去回想編でもあるのでこちらも見逃せなかった。登場人物一人一人に傷があって、より人物造形に深みが増したなと思う。第5弾も刊行され益々本シリーズの勢いは増しそうだな。ヴァンプドッグ文庫化まで首を長くしてまつとしよう。2024/07/12

綾@新潮部

29
このシリーズ好きなので文庫化を待っていたのに積んでいたw ジェリーフィッシュ事件の後の話、レンの過去の話、マリアの過去の話、ジェリーフィッシュ以前の話、と短編だけど盛りだくさんだった。レンとマリアの過去の話が良かったなぁ。驚いたり切なくなったりで感情が忙しかったけども。シリーズ読んでるからこそ楽しめる感じもあったが、もしかしてこれから入るのもアリなのか?いや、やっぱり出版順がいいか。2024/12/22

火の壁

23
ジョン、九条漣、マリア・ソールズベリーの前日譚と、九条とマリアの初捜査を描いた内容。全編通してハウダニットはふーんという感じで、「グラスバードは還らない」や「ブルーローズは眠らない」に引き続き意外な犯人に若干取ってつけたような動機な印象だった。「レッドデビルは知らない」のヴィンセントは、権力がありつつ頭もよく回るずる賢い系のヒールでキャラ立ちしていたが、そこから更にあの性的嗜好を持たせるのはちょっと情報量を盛りすぎな感じもあり。2024/12/18

bayashi

22
シリーズ初の短編集でキャラクタの掘り下げ。特殊設定は無し。そのせいなのか短編だからなのか、既刊の3作で魅力に感じていた「その作品世界ならではの綺麗さ」みたいなものは無く、またテーマが重いものばかりで本格ミステリとしてどうこうの前に読んでてリアルに暗い気持ちに。。ジョンが頑張ってる表題作が一番よかった。2024/09/26

hiro 17

22
シリーズ4作目にして初短編集。表題作以外にマリアと漣が出会う前の学生のころの事件、そこから絶妙に彼らの過去へとわずかな影を引く初事件。短編集ではあるがうまく全体の構成が練られている。本短編集最後の「スケープシープは笑わない」は読者目線で容疑者がブレていて、してやられた感がある(若干強引な部分もあるが)。この感覚は同作者の他の作品でも感じることがあり、ガチガチの本格推理というよりエンタメに寄せた手品のようなカタルシスがある。2024/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21961844
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品