創元推理文庫<br> 馬鹿みたいな話!―昭和36年のミステリ

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創元推理文庫
馬鹿みたいな話!―昭和36年のミステリ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488405243
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

年末ミステリベスト3冠
『たかが殺人じゃないか』から12年後
テレビ局内、生放送中、
衆人環視下での主演女優殺人事件
著者自らの経験を物語に昇華した、
〈昭和ミステリ〉シリーズ完結編

昭和36年のテレビ草創期、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ミュージカル仕立て、生放送のミステリ・ドラマの脚本を手がけることになった風早勝利。四苦八苦しながら脚本を完成させ、ようやく迎えた本番。アクシデントを乗り切り、さあフィナーレというところで主演女優が殺害された姿で発見された。現場は衆人環視下の放送中のスタジオ。駆け出しミステリ作家・風早と那珂一兵が、テレビ局内の殺人事件の謎解きに挑む。『深夜の博覧会』『たかが殺人じゃないか』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ完結篇。

内容説明

昭和36年、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ドラマ脚本を手がけることになった駆け出しミステリ作家の風早勝利。ようやく迎えた本番、生放送中のスタジオで主演女優が殺害され、犯人は皆目見当もつかない。風早は那珂一兵と共に、事件の真相究明に挑む!『深夜の博覧会』『たかが殺人じゃないか』に続く“昭和ミステリ”シリーズ、完結篇。

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒。NHK勤務後、『鉄腕アトム』『サザエさん』『サイボーグ009』『デビルマン』『Dr.スランプ アラレちゃん』など、アニメや特撮の脚本家として幅広く活躍。72年『仮題・中学殺人事件』でミステリ作家としてデビュー。82年『アリスの国の殺人』が第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。また、19年に第23回日本ミステリー文学大賞、25年に令和6年度名古屋市芸術特賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Shun

26
「深夜の博覧会」、「たかが殺人じゃないか」に続く昭和ミステリシリーズの完結編。それぞれ昭和12年、24年、そして36年の出来事を絡めたミステリシリーズとして日本の経済発展も垣間見える興味深い小説。そして今作では日本のテレビ放送の黎明期とも言える現場の空気が表現されている点が特徴的で、ミステリ小説というより時代小説のように読めました。また実在した人物、そして歌謡曲やテレビ番組の名も出てきているようなのですが私がその辺りの知識がない為、最大限に愉しめないのは残念でした。テレビ文化に詳しい読者は愉しめそうです。2025/04/29

coldsurgeon

10
90歳代のミステリー作家が綴る、昭和36年の公営テレビ放送局を舞台とした殺人事件が主軸だ。当時のほとんど生放送ばかりのテレビ局の舞台裏、当時の世相、当時の芸能人が描かれ、6歳だった自分の記憶とすり合わせながら、楽しく読むことができた。この昭和三部作は、それぞれに面白く、次回作は期待できるのだろかと、考える。2025/05/23

nagoyan

9
優。辻真先の、昭和三部作の最終巻。舞台は、昭和36年、テレビ放送黎明期のCHK(NHK)。ミステリーそのものは、勿論、物語を推進していく推進力なのだが、その、テレビ黎明期の関係者達の情熱溢れる姿こそが、この物語を読むべきものにしている。本作は、その意味で、辻の個人史が色濃く滲み出た逸品と言うべきだろう。2025/05/03

takao

3
ふむ2025/04/01

フレディー

1
ミステリとして面白いのは勿論のこと、当事者だった著者だからこそ書けるこの時代のテレビ局を取り巻く雰囲気、熱気、熱い想いなどがとても読みごたえがあり面白かった。2025/05/31

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