創元推理文庫<br> 改訂・受験殺人事件 (新装新版)

個数:
電子版価格
¥880
  • 電子版あり

創元推理文庫
改訂・受験殺人事件 (新装新版)

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月30日 07時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488405212
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大学受験直前の学園祭と
クリスマス・パーティーで、
校歌に見立てた殺人!?
「私が真犯人なのだ」のはしがきからはじまる
トリッキーな長編ミステリ
著者初期傑作シリーズ第三弾

大学受験直前の秋、牧薩次と可能キリコは残りの高校生活を謳歌していた。ところが十一月の学園祭の翌日、学校一の秀才が校舎から飛び降りてその遺体が消え失せ、発見は四時間後だった! さらに十二月、クリスマス・パーティーでの殺人が。二つの事件は、高校校歌に沿った見立てであると、薩次は気づく。「私が真犯人なのだ」というはしがきにはじまる、シリーズ第三弾。新装版。解説=市川憂人

内容説明

大学受験直前の秋、牧薩次と可能キリコは残りの高校生活を謳歌していた。ところが十一月の学園祭の翌日、学校一の秀才が校舎から飛び降りてその遺体が消え失せ、発見は四時間後だった!さらに十二月、クリスマス・パーティーでの殺人が。二つの事件は、高校校歌に沿った見立てであると、薩次は気づく。「私が真犯人なのだ」というはしがきにはじまる、シリーズ第三弾。新装版。

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
1932年愛知県生まれ。名古屋大学卒業後、NHKを経て、テレビアニメの脚本家として活躍。72年『仮題・中学殺人事件』を刊行。82年『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を、2009年に牧薩次名義で刊行した『完全恋愛』が第9回本格ミステリ大賞を受賞。19年に第23回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

26
ポテト&スーパーシリーズ三作目。昭和52年の作品。青春三部作のラストは受験戦争がテーマ。主人公の二人は余り受験にのめり込んではいませんが、高校三年生の秋から年明け位の時期の話でしたから周りは当然必死です。高校生連続殺人事件となる事でも有り、全編を覆う空気は重苦しい。ミステリーとしてトリックや動機、犯人の造形、そして解決までの道筋とどんでん返しの塩梅はどうだったか?、と考えれば、正直まあまあかなぁ(笑)。本作もメタ構造になっていて、シリーズを通して作者の狙いや熱意は感じました。卒業してもまだ先は続きます。2024/06/06

鐵太郎

18
ポテト(牧薩次)とスーパー(可能キリコ)によるミステリシリーズ第三弾。中学・高校と名探偵ぶりを発揮した二人が、次は大学かと思わせて高校三年生の受験地獄の中で起きた殺人事件の捜査に取り組む様子。冒頭の西郊高校校歌のあと「犯人のはしがき」そしてキリコと薩次が交互に書いた事件の様相。なるほど、これは面白い。しかも、けっこう凄惨。あの時代、こういう「青春」を送った若者もいたんだねぇ。トリックのいくつかで突っ込みたいところはあったけど、最後のどんでん返しも含めてお見事。2024/03/09

はるまげどん

12
キリコと薩次のコンビが大学生になるのか?と思いきや、今回のテーマは受験。 受験戦争、学歴社会を皮肉った事件は非常に重ため。 社会問題を扱いつつも、三部作の中でも一番青春ミステリに近い内容となっている。 校歌に見立てた殺人から、多重解決的趣向まで、ミステリ好きにはたまらい仕掛けや伏線はてんこ盛り。 真犯人には、驚かせれた。2024/07/14

小梅さん。

12
受験戦争か。 辛いね。 キリコと薩次にはそういう悲壮さはまったくないのが救い。 でも、事件の真相は、、、 2人なら、きっとそれを乗り越えていける。 卒業後の2人を描いた作品がないのは残念。2023/12/03

イワハシ

8
ポテトとスーパーシリーズ3冊目。やはり古いのだが、キャラクターはいい。内容もいいが、パッケージ込みでの仕掛けが面白い作品2024/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21614338
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品