創元推理文庫<br> 泡坂妻夫引退公演 絡繰篇

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創元推理文庫
泡坂妻夫引退公演 絡繰篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488402228
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

緻密な伏線と論理展開の妙、愛すべきキャラクターなどで読者を魅了する、ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。著者の生前、単行本に収録されなかった短編小説などを収めた作品集を、二分冊にした文庫化でお届けする。絡繰篇は、大胆不敵な盗賊・隼小僧の正体を追う「大奥の七不思議」ほか、江戸の雲見番番頭・亜智一郎が活躍する時代ミステリシリーズ、五節句の紋を誂えた着物にこめられた想いを読み解く「五節句」ほか、紋章上絵師たちのシリーズ、背中に見事な彫物を持つと評判の美女を巡る「荼吉尼天」といったノンシリーズなど、17編を収めた。

内容説明

緻密な伏線と論理展開の妙、愛すべきキャラクターなどで読者を魅了する、ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。著者の生前、単行本に収録されなかった短編小説などを収めた作品集を、二分冊に文庫化してお届けする。『絡繰篇』には、大胆不敵な盗賊・隼小僧の正体を追う「大奥の七不思議」ほか、江戸の雲見番番頭・亜智一郎が活躍する時代ミステリシリーズなど、傑作17編を収めた。

著者等紹介

泡坂妻夫[アワサカツマオ]
1933年東京生まれ。75年「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作となりデビュー。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞、82年『喜劇悲奇劇』で第9回角川小説賞、88年『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞、90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。奇術界でも著名で、69年に石田天海賞を受賞。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

101
亜智一郎は謎解きもさることながら、言葉遊びが面白い。阿波守様、おしゃれ。泡坂さんの紋章上絵師としてのセンスが遺憾なく発揮。紋章上絵師岡井シリーズでは、戦後の和服文化の衰退が嘆かれているが、泡坂さん亡き後、家業は継がれたのかしら。この本を文庫化してくれたことに感謝。2019/08/13

nemuro

45
子どもの頃から読書に興味のなかった私が少しずつ本を手に取り始めたのは20代も後半になってから。初めての単身赴任で月に1、2度、土日を利用して片道8時間ほど夜行列車で往復し始めたのがキッカケ。極端に遅読な私が、最後まで無事に読み切るためには、犯人探しのうちに読了できるミステリや探偵物がいいことに気が付き、国内の作家では、赤川次郎に始まり、樋口有介などを経て、鮎川哲也と泡坂妻夫に辿り着いた。作家でありながら創作奇術師、紋章上絵師でもあった泡坂妻夫。2009年の没後、各社から復刻版などが相次ぐ状況に嬉しい限り。2020/09/16

geshi

35
時代の空気感をも読者に伝える泡坂先生の円熟の筆を楽しんだ。亜智一郎シリーズはミステリというより、幕末の動乱を背景にしながらもどこ吹く風とのんびりしたやり取りの可笑しみや江戸の風物を味わう変化球の隠密小説。紋章上絵師としての顔を出したシリーズは、喪われつつある仕事と仲間たちを概観しながら、ちょっとした謎をあえて説明しきらずに終わる粋さがたまらない。ノンシリーズの『兄貴の腕』は誰もが知るネタ元に着地させる運びのうまさ。『母神像』『荼吉尼天』はエロチックから峻烈へと一転するイメージの力強さ。2019/04/27

hnzwd

29
泡坂妻夫の未収録短編集。時代小説から幻想小説まで、作者の幅を感じます。亜智一郎シリーズは完結までいってほしかったなー2019/05/31

タカギ

28
単行本に収録されなかった短編小説などを収めた作品集。全17編。亜愛一郎の先祖・亜智一郎の時代ミステリが7編、著者の家業だった紋章上絵師たちのシリーズが7編、幕間にノンシリーズが3編。全体的にあっさりめの印象。外連味のある殺人事件などは少ない。ノンシリーズの最後の2編は男女の情愛が絡んで、一部の泡坂先生っぽい。2020/06/05

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