出版社内容情報
文学や映像作品の主要なモチーフである少女は、ミステリ小説でも印象的な役割を果たしている。強さと弱さを伴う不安定な想いや不自由な境遇からは、犯罪譚やスリリングな心理劇が生まれ得る。広義のミステリを対象とした本書には、少女の死体が独白する吉村昭「少女架刑」、同級生を殺された女子高生の心を読み解く加納朋子「ガラスの麒麟」、旧家の令嬢と使用人の絆を描く米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」など全11篇を収録。骨太のドラマからショートショートまで、少女にまつわる物語たちを通じて、色とりどりの面白さを感じていただきたい。
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