出版社内容情報
ミステリ作家たちが工夫を凝らし、読者と頭脳戦を繰り広げる犯人当て小説。その傑作の数々から“読者への挑戦”ものを中心に精選し、全3巻のアンソロジーに集成した。第3巻には原案を書いた筈の見知らぬ推理ドラマにミステリ作家が挑む綾辻行人「意外な犯人」、地図の上で殺された男のメッセージを解読する辻真先「DMがいっぱい」、暗殺者の正体をロジカルに推理する井上夢人「殺人トーナメント」など全9篇を収録。
【目次】
内容説明
ミステリ作家たちが工夫を凝らし、読者と頭脳戦を繰り広げる犯人当て小説。その傑作の数々から”読者への挑戦”ものを中心に精選、全3巻のアンソロジーに集成した。第3巻には、原案を書いた筈が記憶にない推理ドラマにミステリ作家が挑む綾辻行人「意外な犯人」、地図の上で殺された男のメッセージを、可能克郎とキリコ兄妹が解読する辻真先「DMがいっぱい」など全9篇収録。
著者等紹介
福井健太[フクイケンタ]
1972年京都府生まれ。書評家。早稲田大学第一文学部卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2013年、『本格ミステリ鑑賞術』で第13回本格ミステリ大賞【評論・研究部門】を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
52
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2026/05/post-4332e0.html 9篇もあるので、一つ一つはごく短い。正直、物足りないものが多い。2026/05/19
geshi
26
『意外な犯人』媒体の違った騙しと幻想に綾辻さんらしさがよく出ている。『DMがいっぱい』ダイイングメッセージ問題と現実面からの捻り。『殺人トーナメント』完全に論理パズルの犯人当て。『三つの質疑』ダジャレみたいなネタをミステリの形に昇華しパスティーシュにも納得。『挑戦状盗難事件』読者への挑戦状が並ぶ中でそれが無いメタな面白さが重要なのでは。『「少女」殺人事件』フェアなはずのルールを押し付けるというアンフェア。『スフィンクスの謎かけ』違和感に気づいても発想のジャンプは必要。2026/03/09
だるま
15
『犯人当て小説傑作選』の第三弾で、これで完結。古い作品から紹介されていったので、この巻は現役の人気ミステリ作家のオンパレード。それ故に文庫化されている作品ばかりで殆ど既読だったが仕方無い。犯人当て自体も時代と共に進化していって、ストレートな物から相当捻った物まで様々。私はストレートな方が好きなので、推理パズルを巧く小説化した井上夢人作品、手掛かりに仰天した乾くるみ作品、ストーリーテラーの技が光る北山猛邦作品が特に面白かった。ただ、有栖川さんが選ばれていないのが不満。宇宙船での犯人当てとか、色々あるのにね。2026/05/10
小梅さん。
15
なんだか、純粋な犯人あてではない作品が混じってたようなw でも、どのみち推理はできないし、面白かった♪ 冒頭の綾辻さんの作品が1番。まさに本領発揮。こういうひっかけって大好き。 「殺人トーナメント」は、推理小説というより、ロジックパズルの問題みたいで、ますめを書いて〇×つけて解く感じだったけど。「少女殺人事件」も、犯人あて小説ではないような、ねぇ。ま、ノックスの十戒をからめたのは面白い。 2026/03/05
桂 渓位
14
井上夢人先生の殺人トーナメントは、かつてNHKで放送された『探偵Xからの挑戦状』でドラマ化されていたので、懐かしかったですね📘 印象に残ったのが、森川智喜先生の犯人当てショートショート キーワードは黒猫でした✨ 短いながらも、犯人を推理する手がかりは書かれてますし、何より佐藤太郎の性格、悪過ぎです(苦笑)2026/05/16
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