出版社内容情報
「ミステリーズ!新人賞」から、数多くの才能が見出されてきた。さる旧家の美人姉妹の鞘当てから起きた悲劇を、圧倒的な筆力で描く美輪和音。胎児に憑依した“幽霊探偵”の謎解きを、緻密な構成で魅せる近田鳶迩。深夜の公園で起きた奇妙な事件を軽妙に描く、ユーモアミステリの新星・櫻田智也。脳外科の臨床講義を舞台にしたミステリを発表、医療ミステリの新たな書き手と期待される浅ノ宮遼。明治時代の監獄舎で囚人が殺害される謎を描く、時代ミステリの旗手・伊吹亜門。新鋭たちの輝かしい出発点となった受賞作五編を収録した作品集を贈る。
美輪和音、近田鳶迩[ミワカズネ、チカダエンジ]
櫻田智也、浅ノ宮遼[サクラダトモヤ、アサノミヤリョウ]
伊吹亜門[イブキアモン]
内容説明
「ミステリーズ!新人賞」から、これまで数多くの才能が登場してきた。圧倒的な筆力で恐怖と謎を描く美輪和音。緻密な構成と奇抜な設定で魅せる近田鳶迩。軽妙な語り口で贈るユーモアミステリの新星・櫻田智也。医療ミステリの新たな書き手と期待される浅ノ宮遼。端正なロジックが冴える時代ミステリの旗手・伊吹亜門。新鋭五人の輝かしい出発点となった作品を一冊にして贈る。
著者等紹介
美輪和音[ミワカズネ]
東京都生まれ。青山学院大学卒。大良美波子名義でテレビドラマ「美少女H」や映画「着信アリ」などの脚本を手掛ける。2010年、『強欲な羊』が第7回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする。12年、受賞作を表題とした連作集を刊行
近田鳶迩[チカダエンジ]
1975年千葉県生まれ。日本電子専門学校卒。2012年、『かんがえるひとになりかけ』が第9回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする
櫻田智也[サクラダトモヤ]
1977年北海道生まれ。埼玉大学大学院修士課程修了。2013年、『サーチライトと誘蛾灯』が第10回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする
浅ノ宮遼[アサノミヤリョウ]
1978年生まれ。新潟大学医学部卒。2014年、『消えた脳病変』が第11回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする。16年、受賞作を収録した連作集『片翼の折鶴』を刊行
伊吹亜門[イブキアモン]
1991年愛知県生まれ。同志社大学卒。2015年、『監獄舎の殺人』が第12回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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