内容説明
どんな相談にも応じるという和尚が様々な難問に出した回答。対立する子供たちの間に出現した少女が引き起こす事件。パズル好きの父が遺した遺言。溺れかけながらも微笑む女の真実。探偵好きの少年たちが直面した本物の密室殺人。盗作の疑いがかけられたTVコマーシャルに隠されたメッセージ―短編の名手が選んだ佳品六編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
76
平成7年度の創元推理短編賞の最後まで残った対象作品6編、結果的に受賞作品無しという事になったのだが埋もれさせるには惜しいという事で編まれたアンソロジー。遠田緩、釣巻礼公、永多正夢、永井するみ、那伽井聖、植松二郎の6人である。最後の北村薫さん 宮部みゆきさんの解説対談は これからミステリ作家になろうとしている人達にとっては 良い指南となっていると思う。読んでみて思うのだが 何か今一つ納得のいかない作品なんです(生意気言ってごめんなさい)この方々の中で 読んでみたいなぁと思えたのは釣巻さんかなぁ^_^2018/10/17
あつひめ
63
たくさんの応募の中から選んでいく選考会に参加したような錯覚に陥りそうになった。それは、はじめにと解説対談を読んだからかなぁ。こうやって、一つずつ作品について、意見交換をしながら選んでいくのだなぁ…と。各作品読んで、永井するみさんの瑠璃光寺が私は好みだったけど。2015/07/17
Yui.M
6
『瑠璃光寺』by 永井するみ。緻密に練りあげられた極上の推理小説。作者の知性を感じた。短編だけれど手が込んだ作品。伏線もじゅうぶん楽しませてくれるし、フィニッシュも鮮やか。彼女がもういないことは、この上なく惜しいと思った。2015/10/16
Tetchy
5
サプライズは確かにあるが、本格ミステリと首肯できかねる物もある。個人個人の嗜好の問題なのだろうが、私としてはミステリではあっても、本格ミステリではないと感じる。こういうアンソロジーは数年後、真価が正当に評価されるように思う。選者の鑑識眼が正しかったか否かについて。彼らはこの作者達にダイヤの原石の輝きを見たのだろうが、結果的には永井するみ氏ただ一人という結果だ。確かに本格ミステリバブルなるものはあったと思う。商品として出すべきかもう少し会社として吟味した方が良かったのではないだろうか。2010/01/28
読書遍歴備忘録
4
受賞作品ではなく、受賞は逃したけど埋もれさせるには勿体ない作品の短編集。ということなのでどれもなかなか面白くはあるのですが何かしら突拍子がなかったりご都合主義的に話が動いていたりと少し引っ掛かる部分はある……というような内容に感じられました。ミステリとしては『崖の記憶』、読み物としては『瑠璃光寺』が中では印象的。2023/10/30
-
- 電子書籍
- メメントゲーム【分冊版】 19 カドコミ
-
- 電子書籍
- 愛ラッシュ・ヒロコ1 ゴマブックス×ナ…




