創元推理文庫<br> 死後開封のこと〈上〉

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創元推理文庫
死後開封のこと〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488297060
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

すべてはあの手紙がきっかけだった。夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒。その手紙を見つけたときから、セシリアの幸せな家庭に暗雲がたれこめ始める。そのころテスもまた、夫と従妹が愛し合っているとの告白に動顛していた。テスは息子を連れ実家へ帰るが、そこで出会ったのは殺された娘をいまだ忘れられない老婦人レイチェルだった。開けてはいけない〈パンドラの箱〉を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。

リアーン・モリアーティ[リアーン・モリアーティ]
著・文・その他

和爾桃子[ワニモモコ]
翻訳

内容説明

夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒。その手紙を見つけたときから、セシリアの家庭に暗雲がたれこめ始める。そのころテスも、夫と従妹が愛し合っているとの告白に動顛していた。テスは息子を連れ実家へ帰るが、そこで出会ったのは殺された娘を忘れられない老婦人レイチェルだった。開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。

著者等紹介

モリアーティ,リアーン[モリアーティ,リアーン] [Moriarty,Liane]
1966年オーストラリア生まれ。コピーライターとして広告業界でキャリアを積んだのちに2004年から作家に転身、処女作Three Wishes(2003)以降すべての作品がベストセラー入りしている。シドニー在住

和爾桃子[ワニモモコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あさうみ

40
妻はある日、「自分の死後に開封のこと」と夫が書いた手紙を見つける。健康な夫がなぜそんな手紙を…?穏やかに暮らしていたはずが不協和音が奏で始め、過去の未解決事件に繋がっていく。読んでいて、桐野 夏生作品の香りを感じたのは私だけ…?それぞれの思惑の歯車がぎしぎしと音を立てて狂っていく気がする…。登場人物が出揃った時点で下巻へ…!2018/06/03

ほちょこ

36
ぴょんと入った古本屋で上下セットでお買い得だったので(&創元推理文庫だったので)、ぴょんと買ってしまった。衝動買いは壁本が多いのに、なんとなんと面白いではないですか!今のところ、血みどろ殺人はないし、3人の女性がどう交わっていくのか、想像がつきそうでつかない、お楽しみのモヤモヤ。下巻へ。2020/04/20

momi

28
感想は下巻にまとめて…。2018/06/04

yoshimi

26
翻訳物ではあまりお目にかかれない、軽いノリの文章でスイスイ読める。それにしても出てくる旦那たちがことごとくなんなんだ!という感じ(笑)。このまま下巻へ。2018/08/02

しましまこ

26
夫の出張中に屋根裏で見つけた自分当ての手紙「死後開封のこと」読む?かつて娘を殺された母、夫と従妹に裏切られた妻、雪崩のようにそれぞれの家庭の事件が巻き起こり繋がって…。そうだった、前作も上巻は辛かった。今回もヤッターとなるのか、下巻へGO。2018/06/03

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